セディナカードクラシックは年会費が安くサービスが揃っているカード

「セディナカードクラシック」は、株式会社セディナが発行しているクレジットカードです。
セディナカードクラシックは、セブン-イレブン・イオン・ダイエーといった特定の店を利用したときに、還元率が高い特徴があります。
そのため、セディナカードクラシックの提携店で買い物をする機会が多いなら、メリットが大きいクレジットカードです。
この記事では、セディナカードクラシックの特徴やデメリットについて詳しく説明していきます。
この記事の目次
セディナカードクラシックの基本情報
まず、セディナカードクラシックの基本的な情報を確認してみましょう。
カード情報 | 内容 |
---|---|
発行元 | 株式会社セディナ |
国際ブランド | VISA、Mastercard、JCB |
年会費 | 1,000円(税抜) |
ポイント | わくわくポイント |
ポイント還元率 | 0.35~0.5% |
申込み条件 | 18歳以上(高校生を除く) |
追加カード等 | ETCカード(新規発行手数料税抜1,000円) 家族カード(年会費税抜300円) エキスプレス予約(年会費税抜1,000円) Apple Pay QUICPay iD |
付帯保険 | 海外旅行傷害保険最高1,000万円(利用付帯) 国内旅行傷害保険最高1,000万円(利用付帯) ショッピング保険最高50万円 |
支払日 | 末日締め、翌月27日払い |
とはいえ、誰でもカード審査に受かるというわけではないことを覚えておきましょう。
セディナカードクラシックの5つの特徴
セディナカードクラシックには、次のような5つの特徴があります。
- ハローキティデザインを選べる
- 特定店舗利用で貰えるポイントが増える
- 旅行傷害保険などの旅行関連サービスがある
- キャッシングに使える
- JR東海エキスプレス予約サービスを使える
では、それぞれについて見ていきましょう。
セディナカードクラシックにはハローキティデザインもある
セディナカードクラシックは、シンプルな一般デザインの他に、かわいい「ハローキティデザイン」のカードも用意されています。
こうした別デザインのカードは、いつまでもあるとは限りませんので注意が必要です。
たとえば、以前セディナカードクラシックには、アニメの「攻殻機動隊ARISE」やゲームの「イケメン王宮◆真夜中のシンデレラ」のデザインのカードがありましたが、現在ではこれらのカードは発行しておりません。
ですからハローキティが好きなら、入手できなくなる前にハローキティデザインのセディナカードクラシックを作っておきましょう。
セディナカードクラシックはセブン-イレブンなどでお得
セディナカードクラシックの基本還元率は0.5%ですが、特定の店を利用すると獲得ポイントが倍増します。
ポイントが増える店は、次のとおり。
店名 | ポイント倍率 | ポイント還元率 |
---|---|---|
セブン-イレブン | 3倍 | 1.5% |
イオン系列 | 3倍 | 1.5% |
ダイエー系列 | 3倍 | 1.5% |
宇佐美(ガソリンスタンド) | 3倍 | 1.5% |
藤田観光グループ | 5倍 | 2.5% |
セディナショッピングモール(ネットショッピング) | 最高21倍 | 最高10.5% |
このように、指定店舗を利用するとかなりの高還元率になりますので、「セブン-イレブン」「イオン」「ダイエー」といった店をよく使うならセディナカードクラシックはかなり優秀。
また、「セディナショッピングモール」は、モールを経由してネットショッピングをすると、ポイントが大きく貯まるシステムです。
実際の買い物は、いつもの使うショッピングサイトで行うことも可能。「Amazon」や「楽天市場」なども対象ですよ。
他にセディナカードクラシックを持っていると、「マルエツ」で第2、第4日曜日に5%割引が受けられるといった優待もあります。
セディナカードクラシックには旅行傷害保険が付いている
セディナカードクラシックは年会費が1,000円と安く設定されていますが、「国内・海外旅行傷害保険」がしっかりと付帯しています。
ただし補償金額は最高1,000万円と、他のクレジットカードの旅行傷害保険と比べて高額とは言えません。
また、保険適用には旅行代金をセディナカードクラシックで支払わないといけない、という利用条件もあります。
他に、セディナカードクラシックには旅行傷害保険以外に次のような「旅行関連サービス」があります。
- パッケージツアー割引サービス(3~8%割引価格で利用可能)
- ウキウキトラベル賞
- セディナ海外デスク(情報提供、各種手続き)
「ウキウキトラベル賞」は、海外旅行と国内宿泊が毎月合計150人当たるサービスです。
ただし、抽選対象になるのは、カードショッピングでひと月に1万円以上払った人に限ります。
セディナカードクラシックは初回のキャッシングが7日間無利息
セディナカードクラシックは「キャッシング」が可能です。利用可能枠は1~200万円、新規申込上限は50万円、実質年利18.0%。
さらにセディナカードクラシックに新規入会した場合、入会後30日以内にキャッシングを初回利用した時に、7日間無利息になるサービスも実施されています。
また、セディナカードクラシックはキャッシングとは別に、「三井住友銀行」の「ATM利用手数料」が無料になるサービスも。
三井住友銀行のSMBCポイントパックを契約している口座を、セディナカードクラシックの引き落とし口座にした場合に三井住友銀行のATMの時間外手数料が無料です。
さらにコンビニATMで三井住友銀行の口座を扱う場合でも、月に3回まで手数料が無料になります。
セディナカードクラシックJR東海エキスプレス予約サービスを使える
セディナカードクラシックは、「JR東海エキスプレス予約サービス」の支払いに使えます。
JR東海エキスプレス予約サービスとは、東海道・山陽新幹線(東京~博多)を優待価格で購入できるようになるネット予約サービスです。
新幹線を使う機会が多いなら、JR東海エキスプレス予約サービスを使うとお得。ただし、JR東海エキスプレス予約サービスを使う場合、別で年会費1,000円が必要です。
ICが付いた専用カードを自動改札機で使えば、チケットレスで新幹線に乗り降り出来るようになるんですよ。よく新幹線を利用する人には、便利なシステムです。
セディナカードクラシックの2つのデメリット
セディナカードクラシックには、次のようなデメリットがあります。
- 年会費がかかる
- 基本還元率は平凡
では、それぞれ見ていきましょう。
セディナカードクラシックは年会費がかかる
セディナカードクラシックは、安いとはいえ年会費がかかります。
似たようなサービス内容で年会費無料のクレジットカードもありますので、これはセディナカードクラシックのマイナス点。
また、実はセディナには、「セディナカード」というクレジットカードもあり、こちらは「年会費無料」。
ただのセディナカードには、旅行傷害保険が付いておらず、イオン・ダイエーなどでのポイント倍増サービスがありません。
しかしそれ以外は概ね同じようなサービス内容のため、セディナカードクラシックではなく、セディナカードを選ぶというのも手です。
たとえば、セディナカードには「ETC利用時」や「海外での買い物時」に獲得ポイントが増えるといったメリットがあるんです。
セディナカードクラシックの基本還元率は普通
セディナカードクラシックの基本還元率は「0.5%」です。この数値は平凡なものですので、セディナカードクラシックはポイント目当てに選ぶクレジットカードではありません。
ただし、セブン-イレブン、イオン、ダイエーの利用額が多い場合は、ポイント還元率が大きく高まるため話が別です。
また、次のように年間利用額によってポイントが増える「トクトクステージ」というサービスも用意されています。
年間利用額 | ポイント倍率 | ポイント還元率 |
---|---|---|
50万円以上 | 1.1倍 | 0.55% |
100万円以上 | 1.15倍 | 0.575% |
200万円以上 | 1.3倍 | 0.65% |
セディナカードクラシックをメインカードにして利用金額を増やせば、翌年のポイント還元率が上昇。
しかしトクトクステージを最高ランクにしてもポイント還元率0.65%までにしかなりませんので、これ目当てでセディナカードクラシックを作るメリットはありません。
セディナカードには、ひとつ上のランクの「セディナゴールドカード」というカードもあります。
セディナカードクラシックではサービスが物足りないという人は、セディナゴールドカードの申込みを考えてみましょう。
セディナカードクラシックはイオン・ダイエーを使う人向け
しかしセディナカードクラシックには、「旅行傷害保険」や「ショッピング保険」など、ひと通りのサービスはしっかり付いています。
また、「セブン-イレブン」「イオン」「ダイエー」等で利用すると、貰えるポイントが大きく増えますので、これらの店をよく使う人にはおすすめのクレジットカードです。
ただ、セブン-イレブンに関しては、年会費無料のセディナカードでもポイントボーナスが付きますので、そちらを選ぶのもあり。
また、ポイント倍増店を使わない場合は、セディナカードクラシックのポイント還元率は普通です。
ポイント倍増店を使わないなら、他のクレジットカードを選びましょう。
つまり、「学生」でも「専業主婦」でも「無職」でも、申込みが出来るということですか?