クレジットカードのニュース&コラムを紹介!最新情報をチェック
この記事では、クレジットカードの歴史や仕組み、ランクといった基礎知識だけでなく、不正利用や指紋認証導入検討などの取り組み、枚数の整理方法など、様々な知識についてまとめています。
クレジットカードについて学び、より便利にカードを利用していきましょう。
クレジットカードのランクは5つ!一般的な名称は色の名前
クレジットカードには受けられる特典などに差がつくランクがあり、ランクを表す際には色の名前が付けられた名称で呼ばれることがあります。
一般的によく使われる名称は次の5つ。
- シルバーカード
- ゴールドカード
- チタンカード
- プラチナカード
- ブラックカード
シルバーカードは一般カードのことを指し、ブラックカードが最もランクが高いカードのことを指します。
クレジットカードのランクや色については、詳しくはこちらの記事で説明しています。
最上級のクレジットカードはプラチナカードとブラックカード!
クレジットカードの中でも最上級ランクのカードがプラチナカードとブラックカードです。ここでは、それら2つのカードについて説明していきます。
上級ランクのプラチナカード!代表的な三井住友プラチナカードを紹介
ブラックカードに次ぐランクのプラチナカード。
そんなプラチナカードは、年会費は3~5万、高いもので10万円と一般的なカードと比較しても高額なものの、持っていることで様々な優待を受けることができます。
有名なプラチナカードに「三井住友プラチナカード」があります。
発行会社 | 三井住友カード株式会社 |
---|---|
年会費 | 5万円(税別) |
還元率 | 0.5~2.5% |
国際ブランド | VISA、Mastercard |
申し込み条件 | 満30歳以上で安定した継続収入がある人 |
国際旅行傷害保険や国内旅行傷害保険も付帯しているうえ、空港のラウンジサービスも無料で使えるため、旅行によく行く人におすすめのカードといえます。
プラチナカードについては、こちらの記事で詳しく説明しています。
最上級ランクのブラックカード!代表的なJCBザ・クラスをご紹介
クレジットカードの中でも最上級ランクのカードがブラックカードです。
ブラックカードは昔からあるわけではなく、2002年にアメリカン・エキスプレス社が日本でブラックカードを発行したのが始まりといわれています。
そんなブラックカードの中でも、お得感の高いカードが「JCBザ・クラス」です。
JCBザ・クラスは、JCBカードの中でも最上級ランクのカード。ですが、他の会社が発行するブラックカードと比較すると、年会費が安いうえに受けることができる優待は多く、お得感の高いカードといえます。
発行会社 | JCB |
---|---|
年会費 | 5万円(税別) |
還元率 | 0.5~1.0% |
国際ブランド | JCB |
取得条件 | JCBからインビテーションがくること |
1950年にできたクレジットカードを支える仕組みはオーソリ
現在では、さまざまな場面で使われることも多く。私たちの生活に深く根付いているクレジットカード。では、クレジットカードはいつ頃できて、どのような仕組みになっているのでしょうか?
クレジットカードの歴史はダイナースクラブから始まった
初めてのクレジットカードは、1950年代のアメリカで作られたダイナースクラブ。
現金がなくても、つけで食事ができるようにと作られたのがはじまりです。
その後、アメックス、マスターカードとさまざまな会社がクレジットカードを発行し、世の中にカードを普及させていきます。
クレジットカードの歴史について、気になった方はこちらの記事も参考にしてみてください。
クレジットカードの仕組みを支える承認システム「オーソリ」
クレジットカードができてから70年近くになり、最近では電子化された手続きによりさまざまなことが迅速に行われるようになっています。
クレジットカードの専門的用語に「オーソリ」という言葉があります。
承認を表す「authorization」という単語の略語。オーソリが行われることで、クレジットカードで決済をすることができる、クレジットカード決済を根本から支えるシステムのこと。
オーソリの具体的な流れは次のとおり。
- アクワイアラ(加盟店の管理を行う部署)に加盟店が顧客の情報を伝える
- アクワイアラがイシュア(カードの発行の管理を行う部署)にカードが有効かどうか聞く
- イシュアがアクワイアラに使えるか使えないか返答する
- アクワイアラが加盟店に返答する
- 加盟店が伝票に記入する
- 顧客のサインが一致すれば買い物完了
現在では、これらの手続きは電子化されているため、一瞬で終わります。
知っておくとクレジットカードについてより理解が深まるオーソリについてこちらで説明しています。
クレジットカードの弱点は不正利用!指紋認証導入で改善も?
クレジットカードはとても便利なものであるからこそ、さまざまな国で広く使われるようになりました。ですが、便利であるがゆえにどうしても不正に使用される可能性があります。
クレジットカードの事件において個人情報流出以外で多いのが、偽造カードに関するもの。偽造カードが作られ、不正にカードが使われるといった事件は後を絶ちません。
もちろん、クレジットカード会社側も対策を行っています。そのうちの1つが指紋認証をカードに搭載すること。
指紋認証はセキュリティがとても高く、たとえ紛失したとしても実店舗で使われる可能性は低いため安全性が高いシステムです。
これから導入されるであろう指紋認証のクレジットカードについて気になった方は、こちらの記事も参考にしてください。
クレジットカードを拾った場合にするべきことは、裏面に書いてある電話番号に連絡すること。
裏面に書いてある電話番号に連絡さえすれば、クレジットカード会社があとは対応してくれます。
クレジットカードを拾った場合の対応については、詳しく次の記事に書いてあります。
クレジットカードの適切な枚数と整理方法
クレジットカードの理想枚数は4枚まで。そのため、持ちすぎている人は、整理するのがおすすめです。
クレジットカードの整理についてはこちらの記事で詳しく説明しているので、この記事を参考に整理してみるといいでしょう。
クレジットカードを整理する際には、ついでにカードの汚れを落とすのがおすすめです。というのも、クレジットカードは意外と汚れているもの。布で優しく拭き取るなどして綺麗にしましょう。
クレジットカードの汚れの落とし方については、次の記事で紹介してるので参考にして綺麗にしてみてください。
クレジットカードを使うと経費処理や銀行振込、寄付も可能!
クレジットカードで経費を処理すればお金の計算の手間が省ける!
個人事業主やフリーランスの場合、クラウド会計ソフトとクレジットカードを連携させ、お金の流れをスムーズにしている人が多くなってきました。そのため、経費用の法人クレジットカードを持つ人も増えています。
経費の計算をするにあたっては、領収書が必要不可欠。ですが、クレジットカード払いの場合、領収書は発行されません。その場合は、利用明細書を領収書の代わりとすることが可能であるため、心配はいりません。
クレジットカードで経費処理をする方法については、こちらの記事でも詳しく説明しています。
クレジットカードで銀行振込ができる!便利だが手数料が高い
クレジットカードで銀行振込をすることも可能ではあります。ですが、2018年10月現在、クレジットカードから日本の銀行に振込できるサービスを行っているのは、「ちょコム送金」だけ。しかも手数料が高く、便利ではありますが頻繁に使うことができるものではありません。
クレジットカードで銀行振込を行う方法について知りたい方は、こちらの記事を参考にしてください。
クレジットカードで寄付は可能!寄附金控除対象となる団体も
クレジットカードを使い寄付を行うことも可能です。クレジットカードを使い寄付を行う代表的な方法は次の3つ。
- 団体に直接寄付をする
- ポイントを使って寄付をする
- 自動的に寄付されるクレジットカードを利用する
団体によっては、寄附金控除の対象となり寄付することで節税できる場合もあります。
寄付をクレジットカードでしてみたい方はこちらの記事も見てみてください。
クレジットカードの知識について学び便利に使っていこう
ただし、そんな便利なクレジットカードを不正利用しようとする人がいるのも事実。そのような不正利用や個人情報流出を避けるために、クレジット会社側も指紋認証導入検討など、様々な対策を行っています。
日本は現金主義の人が多く、クレジットカードが普及したとはいえ他の国々と比べるとキャッシュレス化が遅れているのも事実です。
クレジットカードは、クラウド会計ソフトなどと連携すれば、お金の管理もとても簡単になる便利なもの。
クレジットカードの知識を知っておき、より便利により安全にカードを利用しましょう。