デビットカードの作り方は簡単!疑問点やおすすめカードも紹介

キャッシュレス決済が普及するにしたがって利用者も増えつつあるデビットカード。作ってみようかと気になっている方も多いのではないでしょうか。
デビットカードの作り方は簡単です。国際ブランドデビットカードの場合はデビットカード作成の申し込みを行います。J-Debitの場合は、申し込みを行う必要はありません。キャッシュカードをそのままデビットカードとして使うことができます。
デビットカードはクレジットカードとは異なり、高校生でも作ることができるのが特徴です。
国際ブランドデビットカードであれば15歳または16歳以上、J-Debitであれば誰でも作ることができます。
デビットカードを作る際の注意点は次の2点。即日発行できるカードが限られていることと未成年の場合は親の同意が必要である場合が多いこと。クレジットカードと異なり、信用審査はありません。
デビットカードは使いすぎる心配がなく、安心して利用できるカードです。この記事でデビットカードの作り方について学んだうえで作ってみましょう。
この記事の目次
デビットカードの作り方は?高校生や無職でも作れるの?
デビットカードの作り方は、とても簡単です。ですが、作り方はデビットカードの種類によっても異なります。デビットカードは大きく分けると次の2種類。
デビットカードの種類 | 作れる人 | 申し込みの有無 |
---|---|---|
国際ブランドと提携しているデビットカード | 15歳または16歳以上 | 申し込み必要 |
J-Debit | キャッシュカードを持っている人なら誰でも | 申し込み不要 |
どちらのカードを利用するかによって、何歳から作れるのかが変わってきます。それぞれのカードの作り方を見ていきましょう。
国際ブランドデビットカードは高校生以上なら申し込みすれば使える
国際ブランドと提携をしているデビットカードは、15歳または16歳以上の方であればデビットカード利用申し込みを行うことで利用することができます。
国際ブランドデビットカードの申し込み方法はとても簡単です。例えば、三井住友銀行のSMBCデビットの場合は、三井住友銀行アプリを利用します。
- アプリにキャッシュカードまたは通帳の口座情報を使いログイン
- ホーム画面でSMBCデビットを選ぶ
- 「SMBCデビットを申し込む」をタップ
- 画面に従って情報入力
- デビットカード番号が発行される
他にも、店頭申し込みや郵送申し込みで、デビットカードの申し込みを行うことができます。もちろん、口座開設の際に一緒にデビットカードの申し込みを行うことも可能です。
J-Debitならばデビットカードの申し込みをせずとも誰でも利用できる
J-Debit加盟店で金融機関のキャッシュカードを使って支払うサービスのこと。
J-Debitのメリットは、次の2点。
- キャッシュカードを持っている人ならば年齢制限なく使える
- 申し込み不要
J-Debitは、キャッシュカードさえあれば誰でも使えるため、無職の人や未成年の方にもおすすめです。
J-Debitは、国際ブランドのデビットカードよりもさらに簡単に使い始めることができるデビットカードです。試しにデビットカードを使ってみたいという方にもおすすめでしょう。
デビットカードの作り方疑問点3つ!即日発行できる?
デビットカードは即日発行できる?できない?
デビットカードをすぐに使いたいという方もいらっしゃるでしょう。そのような場合に気になるのが、即日発行できるのかどうかということ。
デビットカードは基本的に即日発行できませんが、店頭受け取り対応のものやアプリで発行できるものの場合は、即日発行することができます。
ただし、注意点が2点。
- 店頭受け取り対応デビットカードは少ない
- アプリ発行の場合はネットでのみ利用可能
先ほど紹介したSMBCデビットカードもアプリでデビットカードを発行できます。
ですが、あくまで発行されるのはデビットカードの番号のみ。カード自体が発行されるのは、後日。そのため、カードが届くまでにデビット機能を使いたい場合には、GooglePayなどの機能を使い、スマホで支払う必要があります。
未成年がデビットカードを作る場合は親の同意必要?不要?
未成年がデビットカードを作る場合に、親の同意を取る必要があるのかないのかは、大きな問題ですよね。
未成年がデビットカードを作る場合、親の同意が必要かどうかはカード会社によって異なります。
例えば、イオン銀行のデビットカードの場合は親権者の同意は不要。ですが、地方銀行の滋賀銀行のデビットカードを作る場合は、親権者の同意が必要です。同じ年齢でもカード会社の方針によって変わります。
デビットカードを作る際は審査はある?ない?
デビットカードを作る際、基本的に審査はありません。
というのも、デビットカードはクレジットカードと違い後払いではなく、支払代金が口座の残高から直接引かれるため。
口座の残高分しか支払うことができないため、信用調査に関する審査がないのです。
おすすめのデビットカード2選!年会費永年無料のものを選ぼう
デビットカードを選ぶ際に重視したいのが、年会費が永年無料かどうかという点。
というのも、デビットカードは使い過ぎが防げる安心なカードではあるものの、クレジットカードと比較するとどうしてもポイント還元率が低いというデメリットがあります。
そのため、年会費を支払わなければならないカードの場合、どうしてもクレジットカードの方がメリットが大きくなるため、年会費が無料のものを選んだ方がお得です。
おすすめのデビットカードは、次の2枚。
- JNB Visaデビットカード
- ミライノデビット
それぞれ見ていきましょう。
JNB Visaデビットカードはネット専用のカードもある
ジャパンネット銀行が発行しているデビットカード。国際ブランドはVisa。年会費永年無料で満15歳以上の方であれば、カードを作ることができます。
JNB Visaデビットカードの特徴は、JNBカードレスVisaデビットがあること。
JNBカードレスVisaデビットはネット専用のデビットカードであり、ジャパンネット銀行の口座を開設している人であれば誰でも、ネット上でデビットカードの番号を発行することができます。
JNB Visaデビットカードは、ネット上で利用したい人におすすめのデビットカードです。

年会費 | 無料 |
---|---|
還元率 | 0.2%~ |
電子マネー | VISAタッチ |
ミライノデビットは日本では珍しいMastercardのデビットカード
住信SBIネット銀行が発行しているデビットカード。永年年会費無料であるうえ、ポイント還元率は0.8%と高いのが特徴です。
ミライノデビット最大の特徴は、国際ブランドがMastercardであること。
Mastercardは利用できる店舗も多く、海外旅行の際にも重宝する国際ブランド。日本でMastercardのデビットカードは珍しいため、Mastercardのデビットカードを作りたい人におすすめです。
ミライノデビットは、還元率が高いデビットカードを探している方におすすめです。

年会費 | 無料 |
---|---|
還元率 | 0.6%~ |
電子マネー | VISAタッチ |
デビットカードの作り方は簡単!クレジットカードを作れない方にも!
デビットカードを作るにあたっては審査もありません。そのため、高校生などの未成年だけでなく無職の方にもおすすめです。
おすすめのデビットカードは、年会費永年無料のもの。
ポイント還元率がクレジットカードと比較すると低いため、年会費無料のものを選びましょう。
使い過ぎることもなく、安心して使えるデビットカードは、クレジットカードが苦手な方にもおすすめです。まずは1枚、デビットカードを作ってみましょう。