ETCの領収書・利用証明書がほしい!発行する方法を詳しく解説

快適に高速道路を利用するための「ETCカード」。料金所で小銭を探して支払うという手間もなく楽ですよね。しかしETCレーンを利用したときに領収書はもらえません。
会社員や個人事業主の方で「領収書がないと経費として計上することができない」と困っている人も多いのではないでしょうか。
今回の記事では、ETCを利用したときの領収書の代わりとなる「利用証明書」の発行方法について詳しく解説していきます。ぜひ参考にしてください。
ETCの領収書を発行するには?4種類の中から選ぼう
ETCがなかった頃は一般レーンしかないので料金所で領収書を発行してもらうことが当たり前でしたが、最近は高速道路ではETCの利用が当たり前になってきていますね。
ただしETCの利用をしても「領収書」は発行されません。
ETCを利用した場合は、基本的に道路事業者が発行している「利用証明書」が領収書の役割を果たすのです。
道路事業者はまだ金銭を受け取っていないため、領収書を発行することができないのです。
ETCの利用を証明するには、次の4つの方法のどれかを利用しましょう。
- クレジットカード会社の「ETCカード利用明細書」を利用する
- 出口は一般レーンを利用して、その場で利用証明書を発行してもらう
- ETCの利用証明書を自宅や会社で印刷する
- サービスエリアやコンビニなどで利用証明書を印刷する
その場でETC利用の領収書(利用証明書)をもらう方法
すぐにETC利用証明書を発行してほしい場合、一般レーンを利用することになります。
つまり高速道路入口では「ETCレーン」から通り、高速道路出口では「一般レーン」から抜け、係員にETCカードで精算してもらうということ。
ETC利用証明書を発行してもらうときには、ETCカードを料金所係員に渡して「利用証明書を発行してください」と伝えましょう。
ETCの利用証明書を自宅や会社で印刷する方法
ETC利用照会サービスは「会社」や「自宅」で利用証明書を印刷することができるとても便利なサービス。
利用方法自体は難しくはありませんが、利用登録をするためには条件を満たしている必要があります。
- 15ヶ月以内に発行したいETCカードで無線走行している
- ETCを利用した日付がわかる
- ETC車載器の管理番号・搭載している車のナンバーがわかる
ETC車載器の管理番号は以下のように記載されているので確認してみましょう。
型式によって記載されているところが異なる場合があるため、わからない場合にはメーカーに問い合わせてみましょう。
なおETC利用照会サービスに登録できた後も、データが反映されるのに数時間ほどかかることもあります。
ETC利用照会サービスの利用を検討している人は、次の記事も参考にしてみてくださいね。
ETC利用履歴発行プリンターとは?印刷の手順や方法を説明!
サービスエリアなどにあるETC利用履歴発行プリンターを利用すれば、ETCカードを挿して読み込むだけで利用明細書を発行することができます。
ただし出口料金所を通過していない高速道路については印字することができません。
サービスエリアだけでなくコンビニに設置してあるマルチコピー機の「ネットワークプリント」や、プリンターを設置しているオートバックスで印刷することも可能です。サービスエリアやオートバックスによってはプリンターを設置していない店舗があるので、あらかじめ確認しておくと安心です。
レンタカーを使用した場合の領収書(利用証明書)の発行方法
ただしすでに「利用照会サービス」に登録しており、登録しているカードでETCを利用した場合はそのまま利用明細や利用証明書を発行することができます。
もしレンタルETCカードを使用した場合は、レンタカー会社で発行してもらえる領収書を利用しましょう。
ETCカードを利用するときは、領収書ではなく利用証明書を提出しよう
クレジットカード利用明細書が一番簡単な証明ですが、書面での発行は翌月以降がなることが多く、書面で提出しなければならない場合、提出に時間がかかってしまいます。できるだけはやく証明したいという人はETC利用証明書や利用明細を発行してくださいね。
コンビニやオートバックス・自宅でも発行することができて必要な情報さえわかれば簡単に利用照会サービスで手続きすることができます。ETCの利用証明はこのように複数の種類があるので、あなたにとって都合のよい方法を選んでくださいね。