一般カードには無い法人ゴールドカードの魅力を徹底解説!

クレジットカードを検討する際、経営者や自営業者の方にぜひチェックしてもらいたいのが法人ゴールドカードです。
法人ゴールドカードには、一般カードには無い特典・魅力がたくさんあります。しかし、法人ゴールドカードにも多くの種類があるのでどれを選べば良いか、本当に必要なのかどうか分からない方もいるはず。
そこで今回は、法人カードと一般カードの違い、法人ゴールドカードだからこその魅力とカードの選び方について徹底解説していきましょう。
法人ゴールドカードを検討している方に向けて、どのようなものなのか、どのカードがおすすめなのか紹介する記事をお願いいたします。
この記事の目次
おすすめの法人ゴールドカード5つ紹介!
おすすめの法人ゴールドカードをご紹介していきましょう。今回は、数ある法人ゴールドカードの中から5つをピックアップします。
オリコExGoldForBiz
格安の年会費で法人ゴールドカードをの持つなら、オリコExGoldForBizがオススメです。
個人事業主だけでなく、比較的審査で不利になると言われている創業したばかりの法人でも比較的審査に通りやすいと言われています。
自営業者にオススメの個人向けゴールドカードについて興味がある方は、こちら自営業者がゴールドカードを持つ為に押さえておくべき3つのポイントの記事もチェックしてみてください。
では、基本情報を見てみましょう。
項目 | 内容 |
---|---|
年会費 | 2,000円(税抜) *初年度無料 *追加カードの発行無料 |
ポイント還元率 | 最大1.1% *利用額に応じてボーナスマイルあり |
海外旅行傷害保険 | 最高2,000万円(自動付帯) *国内旅行傷害保険最高1,000万円(利用付帯) |
空港ラウンジサービス | ・国内主要空港 ・仁川国際空港 ・ダニエル・K・イノウエ |
その他特典 | ・クラウド会計ソフト ・国際線手荷物宅配優待サービス ・海外モバイルWi-Fiルーターレンタル ・グルメ優待 ・ゴルフ優待 ・融資金利優遇制度 ・福利厚生サービス「ベネフィットステーション」 |
年会費が安い法人ゴールドカードは不安だ、という方もいるかもしれませんが、オリコExGoldForBizはゴールドカードのメリットである空港ラウンジサービスや海外旅行傷害保険はもちろん、ビジネスに役立つサービスも充実しています。
また、利用額に応じたポイント制度があるので、効率的にポイントを貯めることも可能です。
EX Gold for Biz M(エグゼクティブ ゴールド フォー ビズ エム)について詳しく知りたい人は、次の記事をご覧ください。
オリコビジネスゴールド
先ほど紹介したオリコExGoldForBizは、同じオリコでも個人事業主も対象となる法人ゴールドカードでした。
しかし、オリコビジネスゴールドは法人経営者・代表者を対象としたカードとなっています。
まずは基本情報をチェックしてみましょう。
項目 | 内容 |
---|---|
年会費 | 2,000円(税抜) *初年度無料 |
ポイント還元率 | ポイント制度なし |
海外旅行傷害保険 | 最高2,000万円(自動付帯) *国内旅行傷害保険も最高1,000万円(利用付帯) |
空港ラウンジサービス | ・国内主要空港 ・ハワイ(ホノルル空港) ・韓国(仁川空港) |
その他特典 | ・限度額最大1,000円まで ・追加カード20枚まで発行可能 ・利用者それぞれの限度額設定が可能 ・MasterCardビジネスアシストあり |
ポイント制度がないのは残念ですが、法人向けサービスとしてMasterCardビジネスアシストがあるのは魅力です。
その内容を一部ご紹介しましょう。
- レンタルオフィス・会議室優待
- 従業員の福利厚生サービス
- 会計ソフト・会計業務優待
- 電話翻訳サービス
- ホテル優待
ビジネスに役立つサービスが充実しているのも、オリコビジネスゴールドの魅力だと言えるでしょう。
JCBゴールド法人カード
JCBゴールド法人カードは、JCBカードのプロパーカードとなりますので信頼性の高いカードとなります。
また、ポイント還元率が高めなのも魅力です。
項目 | 内容 |
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年会費 | 10,000円(税抜) *初年度年会費無料(オンライン入会の場合) |
ポイント制度 | ・OkiDokiポイントプログラム対象店舗利用で2倍~20倍 ・海外店舗利用分はポイント2倍 ・JCB ORIGINAL SERIESパートナーサイト・店舗利用で ポイント2~10倍 |
海外旅行傷害保険 | 最高1億円(利用付帯) *自動付帯分は5,000万円 *国内旅行傷害保険は最高5,000万円 |
空港ラウンジサービス | 国内主要空港とハワイ・ホノルル国際空港ラウンジ無料利用 |
その他特典 | ・JCBゴールドグルメ優待サービス ・ゴルフエントリーサービス ・国内・海外航空機遅延保険 ・ |
10,000円という比較的お得な年会費で、最高1億円の海外旅行傷害保険が付帯しているのは嬉しいですね。
また、空港ラウンジサービスはもちろん、グルメ優待サービスなど魅力的な特典もあります。
ただ、カード利用枠は50万円~250万円となっています。限度額が十分かどうかは確認が必要です。
JCBゴールド法人カードについては、こちらでも詳しくご紹介しています。
三井住友ビジネスカード for Ownersゴールド
三井住友ビジネスカード for Ownersゴールドは、20歳以上の個人事業主、法人代表を対象とした法人カードです。
一般的に、法人カードを申し込む際には登録簿謄本や決算書の提出を求められることが多くなっています。しかし、このカードは代表者本人の確認資料のみでもOKです。
若い人も対象としているので、起業したばかりの人にもオススメの法人カードとなります。
項目 | 内容 |
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年会費 | 10,000円(税抜) *初年度無料 |
ポイント還元率 | 0.5% |
海外旅行傷害保険 | 最高5,000万円(利用付帯時) |
空港ラウンジサービス | 国内主要空港 |
その他特典 | ・ビジネスサポートサービス(アスクル、日産レンタカー、アート引っ越しセンターなど) ・福利厚生代行サービス ・キャッシングが利用可能 |
三井住友ビジネスカード for Ownersゴールドの最大の特徴は、キャッシング利用が可能だという点でしょう。ゴールドカードの場合、最高50万円の利用枠を設定することができ、利率も15.0%(年利)とお得になっています。
海外キャッシングが可能な海外キャッシュサービスも、利率18.0%で設定することが可能です。
三井住友ビジネスカード for Ownersゴールドの詳細は、次の記事をご覧ください。
アメリカン・エキスプレス・ビジネス・ゴールド・カード
やはり、法人カードとしてのステータスを求めるのであれば、アメリカン・エキスプレス・ビジネス・ゴールド・カードは外せません。
世界的に知名度が高いアメックスカードは、そのゴールドカードを持っているというだけでメリットがあるとも言えます。
申し込みフォームも、個人事業主と法人代表者とそれぞれが設置されているので、安心して申し込むことができます。
では、基本情報を見てみましょう。
項目 | 内容 |
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年会費 | 31,000円(税抜) |
ポイント還元率 | 0.50% *メンバーシップ・リワード・プラスに登録すれば2倍になる |
海外旅行傷害保険 | 最高1億円(利用付帯) 自動付帯でも最高5,000円の補償 |
空港ラウンジサービス | ・国内外30空港の空港ラウンジ無料利用可能 ・同伴者1名まで無料OK |
その他特典 | ・帝国ホテルのビジネスラウンジが利用可能 ・ビジネス情報サービス「ジー・サーチ」年会費無料 ・ヘルスケア無料電話健康相談 ・無料ポーターサービス(成田国際空港、関西国際空港) ・手荷物ホテル当日宅配サービス ・ゴルフ関連サービス ・キャンセルプロテクション ・コンシェルジュサービス |
今回紹介した法人カードの中で最も年会費の高いゴールドカードですが、そのサービス内容はかなり充実しています。
海外旅行傷害保険の補償額はもちろんですが、空港ラウンジもカードを持っている本人だけでなく同伴社1名まで無料可能、そしてビジネスに嬉しいサービスも多岐に渡っています。
年会費を支払う余裕があるなら、ぜひチェックしておきたいカードであることは間違いありません。
アメックスビジネスゴールドの詳細を知りたい人は、次の記事をご覧ください。
「おすすめのゴールドカード8枚を徹底比較!メリット・特典から選ぼう」では、ゴールドカードに関わらずおすすめのクレジットカードを紹介しているので参考にしてくださいね。
法人ゴールドカードのメリットとは
法人ゴールドカードは一般カードやプラチナカードと比較してコストパフォーマンスが高いです。
また、ゴールドカードにもいろいろな種類があり、そのサービスはカードによって大きく違います。つまり、選択肢が多いのです。
自分に必要なサービスのみを取り扱っているゴールドカードを選ぶということが可能なのも、法人ゴールドカードの魅力です。
法人カードのステータスに迷っている方は、まずゴールドカードからチェックしてみるのも良いでしょう。
法人(ビジネス・コーポレート)ゴールドカードを選ぶポイント
多くの種類がある法人カードの中から自分に合ったカードを選ぶときは、どのような点をチェックすれば良いのでしょうか。
法人ゴールドカードを選ぶ際にチェックしておきたい3つのポイントが、こちらです。
- 年会費
- 利用限度額
- サービス内容
これらのポイントについて、1つずつご紹介していきます。
年会費がいくらか
まず、ゴールドカードになれば当然年会費が一般カードよりは高めになります。その年会費の負担が大きくないかどうかチェックしておきましょう。
年会費については、初年度無料のカードもありますし、2,000円程度とお得なゴールドカードもあります。ゴールドカード=年会費が高い、ということではなく、詳しく確認することが大切なのです。
利用限度額がいくらか
ゴールドカードになれば、利用限度額もアップします。しかし、その利用限度額は本当に充分なものでしょうか。
限度額は、1か月で利用できる金額ということではありません。限度額が100万円で、50万円使用したとします。翌月の支払い日まで、100万円ー50万円=50万円しか利用する事が出来ないのです。
そして、支払いをすれば、支払った分の限度額が再び利用できるようになります。
ということは、支払いが2か月後などになった場合、ショッピング利用が出来なくなる可能性もあるのですか。
経費として法人カードを使用する場合は、毎月の経費の支払いがいくらになるかを把握し、最低でもその倍の限度額設定が必要だと考えておきましょう。
クレジットカードの限度額は、次の記事で詳しく説明しています。
サービス内容がどうなっているか
法人ゴールドカードを選ぶ際に重要視してもらいたいのが、サービス内容です。年会費は抑えられたけど利用できるサービスがない、特典がない、という状態では意味がありません。
ですから、自分が必要とするサービスは何か、そしてそのサービスがきちんと受けられるかどうかをチェックする必要があるのです。
同じ空港ラウンジサービスでも、利用できる空港数がカードによって異なります。
- 国内空港はどこが利用できるのか
- 海外で利用できる空港はあるか
- 利用回数に制限はないか
これらの点について確認が必須です。
また、海外旅行傷害保険でも利用付帯なのか自動付帯なのか、そのほかに何か条件はあるのか、確認しておきたいですね。
法人カード向けとして優待サービスや会計ソフトサービス、コンシェルジュサービスなども用意されている場合があります。これらのサービスも、会社として必要なのかどうかよく検討する必要があります。
法人ゴールドカードはお得なサービスが充実の魅力的なカード
法人ゴールドカードは一般の法人カードよりも年会費は高めになってしまいますが、一般カードにはないサービスが利用できます。また、比較的お得なゴールドカードもありますので、自分が必要とするサービスを利用できるカードに絞って探してみると良いでしょう。
やはり、法人代表者を対象としたカードなのですか?