クレジットカード会社から案内がくる無料入院保険は入るべきなの?

クレジットカードを保有していると、入院保険への加入を促す郵便物が届くことがあります。無料で加入できるものが多く、入るべきなのかどうか迷った経験がある方も多いでしょう。

クレジットカード会社から送られてくる無料の入院保険の多くは、期間が短いうえ補償を受けられる条件が厳しい場合が多く、無料だからと加入していても、期間内に保険金を受けとれる可能性がとても低いのが特徴です。

そのような保険はクレジットカード会社と保険会社が提携することで、提供されているもの。そのため、個人情報が保険会社に流れることとなります。

ただし、クレジットカードの中には、保険料を支払うことで会員限定の入院保険や医療保険に加入できるものも。そのような保険であれば、保障内容をしっかりと吟味したうえで、加入するのがおすすめです。

この記事では、無料の入院保険のメリットデメリット、会員であれば入院保険などに加入できるおすすめのクレジットカードを4枚紹介していきます。無料の保険に加入するのであれば、有料の保険への加入を検討してみましょう。

クレジットカード会社から来る無料の入院保険のメリットとデメリット

クレジットカード会社から案内が来る無料の入院保険の多くは、フリーケアプログラムと呼ばれるもの。

フリーケアプログラムとは

保険料無料で加入することが可能。クレジットカード会社と提携している保険会社の保険に加入することとなります。

フリーケアプログラムのメリットは、医療保険などに無料で加入できること。万が一何かあった場合には保険料が支払われるため、入っておくと安心です。

フリーケアプログラムのデメリットは、補償を受けられる可能性が少ないこと。フリーケアプログラムの多くは期間が1~3年間などと短いもの。そのうえ、入院が5日間以上のケースのみというように、保険金をもらえる条件が厳しいのが特徴です。

医療技術が進歩した現在では、5日以上入院することはほとんどありません。そのため、かなり大きな事故などをした場合でない限り、保険金をもらえる可能性が少ないのです。

保険会社としては、保険金を支払う可能性が低いために、無料で保険を提供しているということでしょうか。
そうです。そのうえ、加入した人の個人情報も手に入ります。
クレジットカード会社側としては、なにかメリットがあるのでしょうか。
クレジットカード会社としては、保険に加入してもらうことでクレジットカードを解約される可能性が低くなるというメリットがあります。

会員限定で入院保険に加入可能なクレジットカード4選!

クレジットカードの会員限定で、保険料を支払い医療保険やがん保険に加入できるものもあります。その中でもおすすめは、次の4枚。

  • オリコカード・ザ・ポイント
  • イオンカードセレクト
  • ライフカード
  • JCBカード
これらのカードの保険も、提携している保険会社のものなのでしょうか。
そうです。オリコカード・ザ・ポイントとイオンカードセレクトは、どちらも「あいおいニッセイ同和損害保険株式会社」が引受保険会社であるため、保険内容が同じですよ。

それぞれのカードの保険内容について、見ていきましょう。

オリコカード・ザ・ポイントならばお得な掛け金で加入可能

オリコカード・ザ・ポイントで加入できる保険の特徴は、次の4点。

  • 加入できる保険はがん保険と医療保険
  • がん保険は保険料1カ月110円から加入可能
  • 入院1日目から補償される
  • がんという診断が確定された時点で一時金が支払われる

オリコカード・ザ・ポイントの保険最大のメリットは、お得な保険料で加入することができること。

そのうえ、がん保険、医療保険のどちらも、入院1日目から補償を受けられます。

オリコカード・ザ・ポイントのがん保険のプランは次の5つ。

がん保険プラン5種類
内容 デラックス
プラン
ファイン
プラン
バリュー
プラン
ライト
プラン
エコノミー
プラン
保険料 20~74歳
520~31,280円
20~74歳
370~22,340円
20~74歳
230~13,410円
20~74歳
190~11,180円
20~74歳
110~6,710円
がん診断保険金
(一時金)
300万円 200万円 100万円 100万円 50万円
がん入院保険金
(1日につき)
10,000円 10,000円 10,000円 5,000円 5,000円

どのプランでも、がん手術保険金は入院中ならば入院保険金日額の10倍、外来での手術ならば入院保険金日額の5倍。がん放射線治療保険金は、入院保険金日額の10倍支払われます。

医療保険のプランは次の3種類。

医療保険プラン3種類
内容 プラチナ
プラン
ゴールド
プラン
シルバー
プラン
保険料 20~74歳
1,400~15,300円
20~74歳
690~7,650円
20~74歳
420~4,590円
傷害・疾病入院保険金
(1回につき)
10,000円 5,000円 3,000円

傷害・疾病手術保険金はどのプランでも、入院中ならば入院保険金日額の10倍、外来ならば入院保険金日額の5倍。疾病放射線治療保険金は、入院保険金日額の10倍支払われます。

初期のがんでも補償を受けられるのでしょうか。
もちろん!保険によっては補償が少ない上皮内がんでも他のがんと同じく補償されるため安心ですよ。
オリコカード・ザ・ポイント
国際ブランド
カードの特徴
家族カード
ETCカード
国内旅行
傷害保険
海外旅行
傷害保険
ショッピング
保険
空港
ラウンジ
年会費永年無料
還元率1.0%~
電子マネーApple Pay, Google Pay

イオンカードセレクトならば保険料の支払いでもポイントが貯まる

イオンカードセレクトの保険内容は、オリコカード・ザ・ポイントと同じ内容です。

イオンカードセレクトで保険に加入した場合、イオンカードセレクトで支払いをすると、200円ごとに1ポイント、ときめきポイントが貯まります。

医療保険やがん保険に加入できるのは、カードの会員だけですか?
オリコカード・ザ・ポイントもイオンカードセレクトも、会員とその配偶者であれば保険に加入することができますよ。どちらが病気になっても保険金を受け取れます。
イオンカードセレクト
国際ブランド
カードの特徴
家族カード
ETCカード
国内旅行
傷害保険
海外旅行
傷害保険
ショッピング
保険
空港
ラウンジ
年会費無料
還元率0.5%~
電子マネーVISAタッチ, Apple Pay, Google Pay, WAON

ライフカードならばがん保険と医療保険だけでなく生命保険にも入れる

ライフカードで加入できる保険の特徴は、次の3点。

  • 加入できる保険はがん保険と医療保険、生命保険
  • 入院1日目から補償される
  • 東京海上日動あんしん生命とメットライフ生命、2社の保険から選べる

ライフカードの特徴は、がん保険と医療保険だけでなく、生命保険にも加入できること。

東京海上日動あんしん生命の医療保険、メットライフ生命のがん保険、医療保険、生命保険の中から、自分に合う保険を選び加入することができます。

ここでは、東京海上日動あんしん生命のメディカルKitNEOの場合の保険プランを見てみましょう。

東京海上日動あんしん生命メディカルKitNEO
保障の内容 5,000円プラン 10,000円プラン
疾病入院保険金
(1日につき)
5,000円 10,000円
災害入院保険金
(1日につき)
5,000円 10,000円
手術保険金
(1日につき)
入院中:50,000円
外来:25,000円
入院中:100,000円
外来:50,000円
放射線治療保険料 50,000円 100,000円

先進医療特約を付けると、先進医療特約に関しては通算2,000万円まで、通院特約を付けると5,000円のプランならば1回につき3,000円、10,000円のプランであれば1回につき6,000円という保障が追加されます。

ライフカードの保険料は高いのでしょうか。
そんなことはありませんよ。メディカルKitNEOの場合、年齢やプランによっても異なるものの1,074~30,471円までの保険料で保険に加入することができますよ。
ライフカード
国際ブランド
カードの特徴
家族カード
ETCカード
国内旅行
傷害保険
海外旅行
傷害保険
ショッピング
保険
空港
ラウンジ
年会費無料
還元率0.5%
電子マネーApple Pay, Google Pay

JCBカードは健康な人が加入する保険としてぴったり

JCBカードで加入できる保険の特徴は、次の2点。

  • 加入できる保険は医療保険のみとシンプル
  • 健康であれば保険料がキャッシュバックされる

JCBカードの医療保険は、健康応援医療保険という名称。

健康応援医療保険の特徴は、その名の通り、毎年の健康診断などで算出される健康年齢が実際の年齢を下回れば、保険料がキャッシュバックされること。

30歳男性ならば2,300円、40歳男性ならば3,400円キャッシュバックされます。健康な人におすすめの保険です。

健康応援医療保険の内容
保障の内容 保険金
病気やケガの入院保険金
(1日につき)
10,000円
重大疾病の入院保険金
(1日につき)
10,000円
手術保険金
(1回につき)
50,000円
放射線治療保険料
(1回につき)
50,000円

特約として先進医療を付ければ、通算2,000万円まで支払われます。

どちらかというと、若い人に特化している保険のような気がします。僕もこの保険に加入したいです。
そうですね!20歳男性ならば月々1,889円、30歳男性ならば2,379円という保険料で加入することができるうえ入院保障が1日10,000円。働き盛りの人にもおすすめですよ。
JCB一般カード
国際ブランド
年会費1,250円(税抜)※
※オンラインで申し込めば初年度無料
※条件を満たせば翌年度の年会費無料
還元率0.35~0.5%
電子マネーQuick Pay, Apple Pay, Google Pay

クレジットカードの無料入院保険に加入するなら有料のものにしよう!

クレジットカードを保有していると送られてくる無料の入院保険の案内は、クレジットカード会社や保険会社に利益があるために無料で提供されているものということがわかりましたね。

クレジットカードの入院保険や医療保険を検討するのであれば、有料でも入院補償などがしっかりとした保険に加入した方が安心です。

無料という目先の利益に惑わされず、長期的な見方で保険を選んでみましょう。

※掲載の情報は2020年6月現在のものです。

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