JAL CLUB ESTとは?受けられる特典・サービスを徹底解説!

「JAL CLUB EST」は、クレジットカードの名称ではなく、JALカードに追加できるオプションサービスを意味しています。
そのため、JALカードを持っていない人が、JAL CLUB ESTだけを使うことはできません。
JAL CLUB ESTに入会すると、JALカードとは別に「年会費」が発生しますが、空港ラウンジ利用権やポイントボーナスなど、お得な特典がついてきます。
ぜひとも入っておきたいオプションプログラムなのですが、実はJAL CLUB ESTに入れるのは、「20代」の人のみです。
この記事では、JAL CLUB ESTの特徴やデメリットなどについて説明していきます。
この記事の目次

- サクララウンジなどを利用できる
- マイルの有効期限が伸びる
- 毎年ポイントがもらえる
- 買い物時のマイルが増える
カード情報 | 内容 |
---|---|
年会費 | カードによって異なる |
申込資格 | 20歳以上30歳未満 |
還元率 | 1.5% |
追加カード | ETCカード 家族カード |
海外旅行傷害保険 | 最高1,000万円 |
国内旅行傷害保険 | 最高1,000万円 |
JAL CLUB ESTは持っているJALカードによって年会費が変わる
JAL CLUB ESTは、JALカードと組み合わせて使うオプションプログラムですが、どのJALカードと組み合わせるかによって、次のように年会費が変わってきます。
JALカードのタイプ | カードの年会費 | JAL CLUB ESTの年会費 | 合計年会費 |
---|---|---|---|
普通カード | 2,000円(税抜き) | 5,000円(税抜き) | 7,000円(税抜き) |
CLUB-Aカード | 10,000円(税抜き) | 5,000円(税抜き) | 15,000円(税抜き) |
CLUB-Aゴールドカード | 16,000円(税抜き) | 2,000円(税抜き) | 18,000円(税抜き) |
プラチナカード | 31,000円(税抜き) | 2,000円(税抜き) | 33,000円(税抜き) |
これ以外にJALカードには、年会費が高くなるAmerican Express仕様のものがありますが、そちらのJAL CLUB EST年会費も、上に準拠。
つまり普通カードのAmerican Express版である「JALアメリカン・エキスプレスカード(年会費税抜き6,000円)」なら、JAL CLUB ESTの年会費は5,000円。
CLUB-AゴールドカードのAmerican Express版(年会費税抜き19,000円)なら、JAL CLUB ESTの年会費は2,000円になります。
ですので、そのサービス分だけ安くなっているんですよ。
JAL CLUB ESTは、JALカード発行時にいっしょに加入することもできますし、あとからJAL CLUB ESTの入会手続きをして、既に持っているJALカードに追加することも可能です。
JAL CLUB ESTに入るとサービスの質と獲得するポイントがアップする
JAL CLUB ESTには、次のような4つの特徴があります。
- サクララウンジなどを利用できる
- マイルの有効期限が伸びる
- 毎年ポイントがもらえる
- 買い物時のマイルが増える
では、それぞれについて見ていきましょう。
JAL CLUB ESTならサクララウンジが利用できて空港が快適に
国内17の空港に、「サクララウンジ」というVIP会員専用の高級ラウンジが用意されています。サクララウンジには次のような施設があり、ゆったりと過ごす事が可能。
- 豪華なソファー
- マッサージチェア
- フリードリンク
- スマホ充電器
- 新聞雑誌コーナー
- シャワールーム
- アロマ
JAL CLUB ESTに入っておけば、本会員はもちろん、同行者も1名までサクララウンジを利用できます。
サクララウンジは、カードラウンジよりも、はるかにサービスの質が高い特別な空港ラウンジですから、JAL CLUB ESTに入会する価値はあります。
通常、サクララウンジを使うためには、「JGC修行」を経て、JALグローバルクラブ会員(JGC)にならなければいけません。
そのJGC修行をスキップして、年会費5,000円でサクララウンジを利用できるJAL CLUB ESTは、ある意味破格。
ただしJAL CLUB ESTでサクララウンジを使えるのは、「年に5回」が限度です。
他に、JAL CLUB ESTなら、ビジネスクラス用の「チェックインカウンター」を利用できます。
ビジネスクラス用なら利用客が少ないため、スムーズなチェックインが可能。チェックインが早く終われば、搭乗までの時間を有効に使えるでしょう。
JAL CLUB ESTならJALマイルの有効期限が5年と長くなる
通常JALマイルの有効期限は3年間で、それ以上時間が経つとポイントが消滅してしまいます。
しかしJAL CLUB ESTの会員になると、利用期限が5年まで増加。
有効期限が伸びるだけでも有利ですが、JAL CLUB ESTの良さはそれだけではありません。
マイルを「eJALポイント」と交換する場合、普通の会員は、5,000マイルからしかできません。
そのため、マイルの有効期限が切れる前に交換するのが難しいことも。
しかしJAL CLUB ESTに入っていれば、100マイル単位での細かい交換ができるんです。
JAL CLUB EST会員は年会費相当のeJALポイントを貰える
JAL CLUB EST会員になると、毎年5,000円分のeJALポイントがもらえます。
JAL CLUB ESTの年会費は5,000円ですので、これだけでもとが取れてしまうんです。
他に「初回ボーナス」もあります。JAL CLUB ESTになると、毎年最初のフライトの時に1,000マイルを貰えてお得。
さらに飛行機に乗った際、「フライトマイル」に5%の搭乗ボーナスがつきます。
他にも、毎年最初の搭乗時には、「FLY ONポイント」にも2,000のボーナスが。
FLY ONポイントは、会員のランクを決めるための基準で、多ければ多いほど、高ランク会員になれます。
JAL CLUB ESTに入ると買い物時のポイントが増える
JAL CLUB ESTには、「JALカードショッピングマイル・プレミアム」が含まれています。
JALカードショッピングマイル・プレミアムは、年会費3,000円(税抜)が必要なオプションプログラムです。
JAL CLUB ESTに入ると、JALカードショッピングマイル・プレミアムに自動的に加入されますので、JAL CLUB EST自体の会員費は2,000円だとみなせます。
2,000円の年会費でさまざまなサービスが付いてくると考えると、JAL CLUB ESTはかなりお得なオプションプログラムだと言えるでしょう。
JALカードショッピングマイル・プレミアムに入ると、通常の買い物にJALカードを使った時にもらえるポイントが「2倍」に。
また、JALカードショッピングマイル・プレミアムに入っていると、「合計4倍」のポイントがたまります。
JALカードショッピングマイル・プレミアムに入っているかどうかで、ポイントの貯まり具合がまったく変わってきますので、JALカードをメインで使う人は、ぜひとも入っておくべきオプションプログラムだと言えるでしょう。
JAL CLUB ESTの弱点は年齢制限があること
JAL CLUB ESTのデメリットは年齢制限があることです。
JAL CLUB ESTに入れるのは、「20歳以上30歳未満」の人だけ。
30歳になったら、JAL CLUB ESTのサービスは受けられません。
正確には、JAL CLUB ESTに申し込み可能なのは、30歳の誕生月の4カ月前の月末までとなっています。
例えば、10月に誕生日がある人は、29歳の6月末まではJAL CLUB ESTに申し込みが可能ということです。
また、JAL CLUB ESTに加入後に30歳を超えてしまった場合でも、そのカードの更新日まではJAL CLUB ESTを利用できます。
その他、JALでおすすめのカードは次の2枚。
JALカードnaviは学生におすすめのカードです。詳細は次の記事をご覧ください。
小田急のポイントが貯まるお店をよく使う人には、JALカード OPクレジットもおすすめです。

20代のJALカード所有者ならJAL CLUB ESTへの加入がマスト
カードの年会費とは別に、JAL CLUB ESTの年会費が必要になりますが、それを補って余りあるサービスが用意されています。
ただしJAL CLUB ESTは20代限定ですので、それ以外の人は申し込みできません。
逆に言うと、20代ならぜひともJAL CLUB ESTに入っておくべき。JALを使う人なら、JAL CLUB ESTに入らないのはもったいないですよ。