【学生のみ】JALカードnaviはマイルを貯める限定サービスが充実

「JALカード」は、日本航空の提携カードです。そのため、JALを利用する場合にさまざまなメリットがあります。
そのJALカードの中に、学生専用の「JALカードnavi」があります。
JALカードnaviは、その他のJALカードと比べて非常にお得になっているため、学生の方に是非おすすめしたいクレジットカードです。
筆者自身も学生に戻れたら絶対に作るクレジットカードの1つです。年会費無料でこんなにお得なクレジットカードはなかなかありませんよ。
学生で海外旅行を考えているなら、JALカードnaviを強くおすすめします!
この記事では、JALカードnaviの特徴やデメリットについて解説していきます。また、ポイントのお得な貯め方や、学校を卒業した後にJALカードnaviがどうなるのかも説明します。
この記事の目次

- 学生限定のクレジットカード
- 年会費が無料
- 他のJALカードと比べてボーナスマイルが多い
- 旅行傷害保険が自動付帯
カード情報 | 内容 |
---|---|
発行元 | 株式会社ジェーシービー(JCB) 三菱UFJニコス株式会社(VISA、MasterCard) |
年会費 | 在学中無料 |
申込資格 | 18歳以上30歳未満の学生(高校生を除く) |
還元率 | 1.0%~ |
限度額 | 10万円 |
海外旅行傷害保険 | 最高1,000万円(自動付帯) |
国内旅行傷害保険 | 最高1,000万円(自動付帯) |
JALカードnaviの特徴は、学生専用のクレジットカードだということ。学生にしか申し込み資格がありませんし、学生の間しか利用できません。
次に、JALカードnaviの注目ポイントを3つ紹介します。
- 年会費が無料
- ボーナスマイルが多い
- 旅行傷害保険が自動付帯
ちゃんと保険も付いていますし、ツアープレミアムなど通常なら会費が必要なサービスも無料で利用できます。
なんでそんなに優遇されているんですかね?
だから他のJALのクレジットカードと比べて、お得な設定になっているでしょうね。
JALカードは、年会費が高めに設定されています。
JALカードの通常カードである、「普通カード」でも2,000~6,000円(税抜)の年会費がかかります。
また、「ゴールドカード」なら16,000~19,000円(税抜)必要です。
しかしJALカードnaviなら、学生の間はずっと年会費が「無料」なんです。
さらにJALカードnaviは、「JALカードショッピングマイル・プレミアム」と「JALカードツアープレミアム」という追加サービスを無料で受けられます。
買い物で貯まるマイルが2倍になるプログラムです。
通常200円で1マイルのところ、JALカードショッピングマイル・プレミアムに加入していると、100円で1マイルを得られます。
このサービスが無料で自動加入なので、JALカードnaviの基本還元率は「1%~」と、他のJALカードより高くなっているのです。
しかし「JALカードツアープレミアム」に加入していれば、割引運賃でJAL便を利用した場合でも、100%分のマイルが貰えるようになります。
JALカードツアープレミアムもマイルを貯めるのに有効なサービスです。ですが、通常は「2,000円(税抜)」の年間登録手数料がかかります。
ただし、JALカードツアープレミアムの方は、自動登録ではなく申し込みが必要ですので、忘れないようにしましょう。
JALカードnaviには、さまざまなボーナスマイルがついてきます。
ボーナス名 | 獲得マイル |
---|---|
入会搭乗ボーナス | 1,000マイル |
初回搭乗ボーナス | 1,000マイル |
海外旅行ボーナス(片道) | 300マイル |
継続ボーナス | 2,000マイル |
語学検定ボーナス(1言語) | 500マイル |
分かりにくそうな、継続と語学検定について説明しておきます。
「継続ボーナス」とは、卒業後もJALカードを使い続ける場合に貰えるボーナスマイルです。JALカードnaviの終了とともに解約してしまった場合はもらえません。
英語、ドイツ語、フランス語など、別の言語で試験に受かった場合にも、それぞれのボーナスマイルが貰えます。
JALカードnaviは、自動付帯の海外旅行傷害保険と国内旅行傷害保険がついてきます。
多くのクレジットカードの傷害保険は、旅行費用を保険がついているクレジットカードで決済した場合にだけ適用されます。
しかしJALカードnaviは、旅費をクレジットカードで決済しなくても、自動で保険の対象になります。
ただし国内旅行の場合、入院費や通院費、手術費用などがおりないなど、保険でカバーできていない部分もあります。保険の詳細については公式サイトで確認してください。
JALカードnaviは、JALのマイルを貯めるのに適したカードです。ただし、JALのマイルをお得に使うには知っておきたいポイントがあります。
この章では、マイルのお得な貯め方とお得な使い方それぞれについて説明していきますよ。
マイルを貯める方法には次のようなものがあります。
- JALの飛行機に乗る
- 買い物でJALカードnaviを使う
JALのマイルを貯めるのに手っ取り早いのは、やはりJALの飛行機に乗ることです。
マイルは、飛行距離に応じて貯まります。
また、1年の初回搭乗時にはボーナス1,000マイルがもらえます。1年に1度だけもらえるポイントなので、マイルを貯めたい人は逃せないボーナスです。
往復割引など、割引された運賃のフライトでも、JALカードツアープレミアム(要登録)で100%のマイルが貯まるので安心です。
もう1つは、買い物でマイルを貯める方法を説明します。
通常、JALカードnaviで支払うと還元率は1%。
ただし、JALカードの特約店で買い物をした場合は、獲得マイルが2倍になります。
特約店のボーナスは、JALカードショッピングマイル・プレミアムとも重複しますので、2つ合わせると還元率が「2%」になります。
主な特約店には、「JAL」「ファミリーマート」「イオン」「マツモトキヨシ」「ロイヤルホスト」などがあり、これ以外にも全国で約54,000店舗が特約店になっています。
JALカードnaviを使うなら、コンビニはファミリーマートに、スーパーはイオンに、としておけば日常の買い物でもマイルを貯められますよ。
貯めたマイルは、電子マネーなどに交換できます。これは1マイルにつき1円ですので、還元率が1%です。
しかし、「JALクーポン」なら、10,000マイルで12,000円分のクーポンと交換できます。
この場合、ポイント還元率が1.2%に上昇します。
さらにお得なのが、マイルを「航空券」と交換する方法です。
JALカードnaviは会員限定で、航空券の交換に必要なマイルの「減額キャンペーン」をやっています。どのくらいお得かは次の表を見てください。
区間(往復) | 必要マイル |
---|---|
東京-沖縄 | 6,000マイル |
東京-韓国 | 7,500マイル |
東京-中国、台北、マニラ、グアム等 | 10,000マイル |
東京-東南アジア等 | 17,500マイル |
東京-北米 | 25,000マイル |
東京-ヨーロッパ | 27,500マイル |
航空運賃は、曜日や季節などによって大きく変わってきます。
25,000マイルで交換できるのですから、1マイルの価値が4円にもなります。
JALカードnaviのマイル交換は、航空券に交換するのが絶対にお得です。
JALカードnaviのデメリットは、「限度額」の低さです。
限度額が「10万円」しかないため、自由に買い物を楽しむ、というわけにはいきません。
特に海外旅行に行く場合など、航空券だけで限度額を大きく取ってしまい、ショッピングや観光に使える枠が残らないこともありえます。
海外旅行に行く前に、限度額が増やせないかカード会社に問い合わせてみましょう。
JALカードnaviは、学生限定です。そのため、学校を卒業すると使えなくなります。
特別な手続きをしなかった場合、JALカードnaviは、自動的にJALカードの「普通カード」に切り替わってしまいますので注意してください。
普通カードは年会費が必要ですし(初年度は無料)、JALカードツアープレミアムなどのサービスも有料です。
年会費を払いたくない人は、卒業と同時に解約してしまった方が良いでしょう。
JALカードnaviは年会費無料でありながら、ポイント還元率が高く、保険も付帯し、その他の特典も非常に優れています。
よってJALカードnaviは、クレジットカードを持ちたい「学生」に適したカードだと言えます。
ただし、卒業すると使えなくなってしまい、JALの普通カードに自動で切り替わる点には注意してください。