JCB一般カードはメインカードに最適!多彩な魅力を徹底解説

「JCB一般カード」は、日本発の国際ブランドである「JCB」のクレジットカードです。そのため信頼性が高く、日本で使うのに特に便利です。
台湾や韓国などでもJCBブランドが使える店が多いので、アジアへの旅行にも使いやすいですよ。
そしてJCB一般カードは、まず1枚クレジットカードを作ってみようと考えている人や、メインカードを求めている人に非常に適しています。
この記事では、JCB一般カードの魅力や使い方、デメリットなどを解説していきます。是非参考にしてくださいね。
ちなみに同じJCBのクレジットカードでは、「JCB CARD W」もおすすめ。
JCB CARD Wは、JCB一般カードと近い扱いのクレジットカードですが、ポイント還元率がJCB一般カードの「2倍」です。
ただし、39歳以下でないと申し込むことができません。次の記事で「JCB CARD W」について詳しく説明しています。
この記事の目次

- 国際ブランドの正規カードという信頼性の高さ
- 上位カードのインビテーションが届く可能性あり
- 優れた旅行傷害保険
- ETCカードの年会費が無料
- 「QUICPay」搭載タイプも発行可能
カード情報 | 内容 |
---|---|
発行元 | 株式会社ジェーシービー |
年会費 | 1,250円(税抜)※ ※オンラインで申し込めば初年度無料 ※条件を満たせば翌年度の年会費無料 |
申込資格 | 18歳以上(学生可だが、高校生は不可) 本人または配偶者に安定した収入がある |
還元率 | 0.35~0.5% |
追加カード | ETCカード(年会費無料) 家族カード(年会費税抜400円・本会員が無料の場合家族会員も無料) QUICPayカード(年会費無料) |
限度額 | 会員ごとに審査 |
海外旅行傷害保険 | 最高3,000万円(利用付帯) |
国内旅行傷害保険 | 最高3,000万円(利用付帯) |
【2020年9月30日まで】
入会でもれなく、JCBギフトカード2,000円分がもらえる!
また、家族カードを同時に申し込むとさらに2,000円分もらえます。
これらの電子マネーにチャージができないクレジットカードのあるので、JCB一般カードは非常に使いやすいクレジットカードなんですよ。
2年目以降は、「MyJチェック」に登録し、なおかつ年間利用額が50万円(税込)以上だと無料に。さらに本会員の年会費が無料だと、家族カードの年会費も無料になりますよ。
JCB一般カードは定番で安心のクレジットカード
「JCB一般カード」は、日本のクレジットカードの王道です。そのため、クレジットカード作る際には、まず検討してもらいたいカードの1つ。
JCB一般カードは、平均的なクレジットカードです。目を見張るような長所もない代わりに、極端な短所もありません
しかし、そのバランスの良さが、JCB一般カードの特徴なんです。
これらの注目ポイントは「ステータス性」「付帯保険」「追加カード」の3つ。それぞれ詳しく見ていきましょう。
JCB一般カードはメインカードにふさわしい信頼性がある
JCB一般カードの1番の魅力は、「プロパーカード(国際ブランドの自社発行カード)」だということです。プロパーカードについて詳しく知りたい方は、こちらの記事も合わせて読んでください。
またJCB一般カードを使い続けることによって、インビテーション(招待状)が届き、上位カードへの昇格させられる可能性があります。
インビテーションがあると、上位のクレジットカードへの変更を申し込んだ時に、高確率で許可がおります。
JCB一般カードからはじめて→「JCBゴールド」→「JCBゴールド ザ・プレミア」→「JCBプラチナ」→「JCBザ・クラス」などのようにランクアップすることが可能です。
上位のカードになればステータス性が高まるとともに、他では利用できない高品質なサービスを受けられます。
でもJCBのクレジットカードの最高峰である「JCBザ・クラス」は、インビテーションからしか手に入れられませんですよ。
でも、JCB一般カードを使い続けて信用を高めれば、厳しい審査を経ずにゴールドカードなどが持てます。
高額な旅行傷害保険が国内外問わずついてくる
基本ランクのクレジットカードでは、保険がついてない場合が多く、保険がついていても海外旅行専用だったりします。
しかしJCB一般カードでは、「海外旅行」でも「国内旅行」でも、最高3,000万円もの傷害保険が付帯しています。
旅行傷害保険があるため、旅行によく行くという人は、JCB一般カードを持っておくと安心でしょう。
ただし、保険金を受け取るためには次の2つの条件を事前に満たす必要があります。
- WEB明細である「MyJチェック」に登録する
- 旅行に使う交通機関の搭乗券か、パック旅行の代金をJCB一般カードで支払う
保険の条件などをさらに詳しく知りたい方は、公式サイトで確認してください。
JCB一般カードならETCが無料で追加可能!
JCB一般カードで追加可能なカードには、次の3つがあります。
- ETC
- QUICPay
- 家族カード
高速道路を使う場合に、「ETC」が便利なことは言うまでもないでしょう。しかし多くのクレジットカードでは、ETC機能を付けると、「カード発行費用」や「年会費」が発生します。
その点、JCB一般カードならETC機能が無料のため、非常にお得です。高速道路を利用する機会が多い人は、作っておいて損はないでしょう。
他にJCB一般カードには、「QUICPay」が搭載されたタイプもあります。
カード(スマホ)を端末にかざすだけで、簡単に買い物ができる電子決済サービスの1つ。JCB一般カードの場合は、クレジットカードとQUICPay機能の一体型ですが、QUICPay専用カード型や、モバイル(スマホ)型などもあります。
コンビニなどで買い物をする時に、QUICPay機能があると便利ですし、次の章で説明するnanacoを使ったお得ワザにも使います。
ですからJCB一般カードを作るときは、QUICPayが搭載されたものがおすすめです。
また「家族カード」の追加も可能ですが、家族カードにも年会費が発生することに注意してください。本会員よりは安いのですが、毎年400円(税別)の年会費がかかります。
JCB一般カードはnanacoと組み合わせると効果大
JCB一般カードのポイント還元率は「0.5%」ですので、この数字自体は優れたものではありません。しかし、より多くのポイントを貯めてお得に使える方法があります。
- インターネットショッピング(最大20倍)
- スターバックス(10倍)
- セブンイレブン(3倍)
- amazon(3倍)
- 海外での利用(2倍)
こうしたJCBと提携しているお店で使うと、高いポイント倍率が付き、多くのポイントを貯められます。
他にJCBには「JCBスターメンバーズ」という制度があります。これは、年間利用額が多い会員をメンバーにして、ポイントなどで優遇するものです。
JCB一般カードを利用した場合の各ランクごとの「ランクを上げるために必要な利用額」と「ポイント増額率」を、次の表にまとめてみました。
ランク名称 | 必要利用額 | ポイント増額率 |
---|---|---|
スターアルファPLUS | 100万円以上 | 50% |
スターベータPLUS | 50万円以上 | 20% |
スターイーPLUS | 30万円以上 | 10% |
1年間の利用額が100万円以上になると、翌年「スターアルファPLUS」に上がり、貰えるポイントが50%増しになります。
またnanaco(QUICPay)を作っておくと、さらにお得にポイントを貯められるんです。
JCB一般カードでQUICPayに紐づけをしておけば、nanaco(QUICPay)で支払いをした時に、JCB一般カードのポイントとnanacoのポイントが同時に貯まります。
ただし注意点があります。
支払いをする時には、必ず「QUICPay払い」であると伝えてください。そうしないと普通にnanacoで支払うと勘違いされ、JCB一般カードの方のポイントが入りません。
・・・あ、JCB一般カードでnanacoにチャージすれば、JCBのポイントが貰えるし、そのチャージでnanacoを使えば同じように2重でポイントを稼げますよ!
JCB一般カードは、nanacoにチャージする時にポイントが付与されないんです。
JCB一般カードのデメリットは年会費が有料なことと還元率の低さ
次に、JCB一般カードのデメリットを見ていきましょう。
- 年会費が必要
- 基本のポイント還元率が低め
JCB一般カードは年会費がかかります。最近では年会費無料のクレジットカードも多いため、JCB一般カードを作るのを迷うかもしれません。
しかし一定の条件を満たせば、JCB一般カードも年会費が無料になります。
信頼性にお金を払っていると考えれば、年会費を払うことは無駄ではありませんよ。
もう1つのJCB一般カードのデメリットはポイント還元率の低さ。
しかし、JCBの提携企業で利用してポイントに倍率をかける、スターメンバーに入る、nanaco(QUICPay)を使う、などの方法を取れば、ポイントが大きく増えます。
こうした方法を使えば、他のクレジットカードど変わらないか、それ以上のパフォーマンスを発揮してくれるでしょう。

JCB一般カードは年会費以上の価値があるクレジットカード
JCB一般カードは、特に若い人におすすめしたいカードです。
JCB一般カードは、プロパーカードとしてステータス性があり、しかも長期利用で、ゴールドカードやプラチナカードへの昇格も期待できます。
ある程度歳をとってから急にプラチナカードなどを作ろうと思っても、収入などの条件がかなり厳しくなります。
年会費がかかるというデメリットはありますが、条件を満たせば無料にすることも可能なんです。
たとえ無料にできないとしても、年間1,250円というのは、将来の信用を買う値段としては高すぎる金額とは言えないのではないでしょうか。