海外のクレジットカードは国ごとに事情が変わる。目的地を知ろう
海外旅行と言えばクレジットカードと言うぐらい、切っても切れない関係にあります。もちろん渡航先によってクレジットカード事情が異なることはあるのですが、共通する部分も少なくありません。
あなたはどこに旅行されるのですか。実は世界中で普遍的に行われているのに、日本でだけはあまり行われていないクレジットカード利用の常識と言うのもあるんですよ。
クレジットカードを海外で使用する際の注意点
海外でクレジットカードを利用する際に注意する点と言うのは、日本では考えられないようなケースもあります。
その中でも、クレジットカードを出したらパスポートの提示を求められるということは、国内では考えられないですね。事前に知識を仕込んでおいて、海外で驚かないようにしておいて下さい。
日本ではあまり気にしないことが海外では常識である場合もある
基本的に大きなお店や外国人が良く利用するお店ではクレジットカードが使えます。使えるところでは原則としてクレジットカード払いにするのが良いですね。
チップについては伝票と周囲の人の様子をしっかり見る
レストランやバーなどではチップをクレジット払いにできるところも少なくありません。伝票に「チップ記入欄」がある場合にはクレジットカード払いができます。
一方、現金で渡さざるを得ない場合には、周囲のお客さんたちの様子を見ていると、なんとなくわかってくると思います。
テイクアウトやセルフサービスではチップ不要ですが、レジ横に「チップジャー」と呼ばれる、小銭の入った瓶やカップがあったら、そこに入れても良いですね。
ヨーロッパのクレジットカード事情
ヨーロッパでは、国によってクレジットカードに対する意識がかなり変わります。それでも基本的にクレジットカードの使い勝手は悪くありません。
意外にもヨーロッパの中ではドイツのクレジットカード利用率が低いのが注目に値します。
ヨーロッパ各国の紹介
特にフランスはクレジットカードの利用率が高いです。イギリスもそうですね。一方、ドイツは国民性の問題なのか、日本と同レベルの現金主義のようです。もちろん外国人がカードを使う分には全く問題ありません。
最低利用料金があるケースが目立つヨーロッパ
クレジットカードの普及率は高いものの、あまり安いものではクレジットカードの利用を断られるケースもあります。
2~5ユーロ以上の買い物でないとクレジットカードを断られるかもしれません。日本人としては、1,000円相当程度以上の買い物の時にだけクレジットカードを使うと言う感覚で良いと思いますよ。
アジアのクレジットカード事情
アジアは国ごとの経済的な状況が大きく離れています。そのため、国ごとにクレジットカードの利用方法などが変わると思っておいた方が良いですね。
やっぱり使いやすいのは韓国と台湾です。キャッシュレス決済が急激に普及した中国では、海外発行のクレジットカードが使えないお店もあります。
アジア各国の紹介
ベトナムドンのように1ベトナムドン≒0.005円だったらまだ計算しやすいのですが、インドネシアルピアのように1インドネシアルピア≒0.008円だと暗算も大変です。電卓は手放せませんね。
もちろんインドルピーのように1インドルピー≒1.5円でも計算はやりにくいですが、少なくとも桁間違いは起こりにくいでしょう。
韓国と台湾以外ではまだまだ現金が必要になる
アジアの国々では、現金が必要になるシーンも少なくありません。かと言って大金を持っているのを見られると、強盗に狙われます。
小額紙幣を財布に入れず、ポケットに分散して突っ込んでおくことをお勧めします。
南北アメリカ大陸のクレジットカード事情
今回はアメリカ・カナダ・ブラジルと言う、経済的に発展した三か国を紹介しています。
非常に面白いことに、クレジットカードのふるさと、アメリカ合衆国がこの三か国の中では一番クレジットカード環境が遅れているんですよ。
南北アメリカ各国の紹介
これは防犯のためなんですが、詳しくは下のリストからブラジルの記事を読んでみて下さい。
人気リゾート地域のクレジットカード事情
リゾート地では、それぞれの地域の環境に合わせたクレジットカード事情があります。
それでも同規模のリゾート地ではない地域に比べると、クレジットカードが使いやすいのが特徴だと言えるでしょう。
人気リゾート各地域の紹介
詳しくは以下のリンク先の記事を読んで下さい。
海外ではクレジットカードの使い方が異なることも多い
どちらかと言うと日本が特殊であるとも言えるので、海外に出かける前には渡航先でのカード事情も少し調べてから出かけるのが良いですね。