ライフカードは年会費無料!クレカ初心者におすすめの1枚

クレジットカードが欲しいけれどまだ作っていない、という人もいるでしょう。そういう人におすすめなのが「ライフカード」です。
ライフカードは、本体の年会費や家族カード、ETCカードの年会費が無料なので、クレジットカード初心者が試しに作るのにおすすめ。
ただしライフカードには、保険がついていないなどの弱点もあるため、仕様をよく把握してから申し込んだほうが良いでしょう。
この記事では、ライフカードのメリットやデメリットについて説明していきます。
この記事の目次

- 申し込んでからカードの発行までが早い
- 初年度と誕生月のポイント還元率が高い
- 前年度の利用額に応じてステージが上がる
- ポイントの有効期限が長い
カード情報 | 内容 |
---|---|
発行元 | ライフカード株式会社 |
年会費 | 無料 |
申込資格 | 日本国内在住 18歳以上(高校生を除く) 電話連絡が可能 |
還元率 | 0.5% |
追加カード | ETCカード(年会費無料) 家族カード(年会費無料) ライフカードiD(年会費無料) |
限度額 | 最大200万円 |
ライフカードとは非常に申し込みやすいクレジットカード
ライフカードは、カード本体も追加カードも「年会費無料」で維持費が不要なクレジットカード。
この条件に当てはまっている人なら、申し込みできますよ。
じゃあ、「大学生」や「専業主婦」の人でも、ライフカードが持てるんですね。
ただ、未成年の人は、申し込みに親権者の同意が必要ですよ。それに学生の方なら、「学生専用ライフカード」にした方が、何かとお得です。
学生専用ライフカードの特徴は、次の記事で詳しく説明しています。
ライフカードの4つの魅力を説明します
ライフカードには、次のような特徴があります。
- 最短3営業日でカードが発行される
- 初年度や誕生月などにポイントアップボーナス有り
- 年間利用額によりステージアップ
- ポイントの有効期限が長い
では、それぞれについて見ていきましょう。
ライフカードは発行までが早く最短3営業日
ライフカードは、申し込んでから「最短3営業日」で、クレジットカードが発行されます。
3営業日後に簡易書留郵便で発送されるため、月曜日に申し込んで、その週にライフカードが手元に来る事も。
ただし最短3営業日になるのは、ウェブで申し込みを行い、最後まで手続きをネット上で終わらせた場合のみです。
書類で申し込みをした場合は、発行に2週間程度かかります。
ライフカードは誕生日がある月に使うとお得
ライフカードの利用でもらえるポイントは、「LIFEサンクスポイント」と言います。もらえるポイントは、1,000円につき1ポイント。
LIFEサンクスポイントは、1ポイントが5円相当のため、還元率は0.5%です。
ライフカードには、次のようなボーナスポイント制度があります。
- 入会後1年間はポイントが1.5倍(還元率0.75%)
- 誕生月はポイントが3倍(還元率1.5%)
- カードの年間利用額が50万円以上なら300ポイント(1,500円相当)もらえる
ライフカードは誕生月のボーナスが高く、この「還元率1.5%」という数値は、全クレジットカードの中でもトップクラスです。
家電製品など、金額が高い買い物は誕生月にすると、かなりお得。
ただし誕生月のボーナスは、他のボーナスと重複しません。入会した年の誕生月も、還元率が4.5倍になったりはせず、誕生月分の3倍(1.5%)ですよ。
ライフカードはステージアップで還元率が上がる
ライフカードは、年間の利用実績に応じて還元率が変わる「ステージ制プログラム」を採用しています。
ランク名 | 還元率 | 必要な年間利用額 |
---|---|---|
レギュラーステージ | 0.5% | 0円 |
スペシャルステージ | 0.75% | 50万円以上 |
ロイヤルステージ | 0.9% | 100万円以上 |
プレミアムステージ | 1% | 200万円以上 |
プレミアムステージまで行けば、還元率が1%と、還元率が高い他のクレジットカードと遜色ありません。
とはいえ現実的には、1年で200万円以上使って、プレミアムステージになるのはかなり難しいでしょう。
しかしライフカードをメインのクレジットカードにして、公共料金などもカード払いにすれば、50万円のスペシャルステージには手が届く可能性大。
ライフカードのポイントは有効期限が伸ばせる
ほとんどクレジットカードは、ポイントの保持期限が決まっていて、期限内に使わなければ、ポイントが無くなってしまいます。
ライフカードのポイントの有効期限は、2年間です。
しかしライフカードの場合、繰越し手続きをすれば、「5年」まで有効期限を伸ばすことができます。
ポイントの繰越は、LIFE-Web Deskにログインして手続きする方法や、電話の音声ガイダンス従って手続きをする方法の2つ。
ポイントが失効する前に、有効期限延長の手続きを忘れないようにしましょう。
ライフカードには保険や還元率など3つの弱点がある
ライフカードのデメリットは、次の3つ。
- 旅行傷害保険、ショッピングガード保険が無い
- 基本還元率が0.5%と低い
- ETCカード利用時などにポイントが貯まらない
では、それぞれ見ていきましょう。
ライフカードの保険は盗難補償のみ
ライフカードについている保険は、ほぼすべてのクレジットカードに付いている「盗難・紛失補償」のみです。
旅行傷害保険もショッピングガード保険もないため、いざという時に不安があります。
ただし保険については、クレジットカードを複数持ちすることである程度は対応可能です。
たとえば、年会費10,000円(税抜き)で、最高5,000万円の旅行傷害保険がつく「楽天プレミアムカード」などを別に持っておけば、ライフカードの弱点が補えます。
ちなみに楽天プレミアムカードは、旅行傷害保険が「自動付帯(楽天プレミアムカードを使わなくても保険がおりる)」のため、旅行時はライフカードを使っても大丈夫。
楽天プレミアムカードについては、次の記事で詳しく解説しています。
でも、ショッピングガード保険が無いのはどうしたら良いのでしょうか?
ライフカードは、「保険」「生活サービス」「レジャーサービス」などの各種機能を好きなようにトッピングして、オリジナルカードを作れるんです。
ただし、トッピングサービスは年会費1,250円(税抜)かかります。
ライフカードは基本還元率が0.5%しかない
0.5%という基本還元率の低さも、ライフカードの弱点と言えます。
楽天カードなど、年会費が無料で基本還元率が1%のクレジットカードもありますので、ポイント重視なら他のクレジットカードを選ぶべきでしょう。
ただし、誕生月のポイント3倍や、ステージボーナスなどを活用すると、ライフカードが高還元率カードに早変わりします。
しっかりと計画を立てて使うなら、ライフカードはポイント獲得用カードとしても優秀です。
ライフカードはポイントの対象とならないこともある
たしかにライフカードは、ETCカードを無料で追加できます。
しかしライフカードには、ETCで使ってもポイントがまったく貯まらないという欠点があります。
さらにETC利用の場合、ポイントだけでなく、ポイントステージを判定するための利用金額にも含まれません。
ETCカードは、他のクレジットカードで作ったほうがお得でしょう。
他に、「Edy」や「nanaco」などの電子マネーにライフカードでチャージする場合も、ポイントが付きません。

ライフカードはクレジットカードを持っていない人のお試しに最適
仮にまったく使わなかったとしても、ムダな出費がかかりませんから、まだクレジットカードを持っていない人が試しに作ってみるには最適なものだと言えるでしょう。
しかしライフカードは、基本還元率が低い、保険がついていないといった弱点もあります。
ある程度クレジットカードの利用に慣れてきたら、付帯保険やサービスが充実しているクレジットカードとの2枚持ちをする手もありますよ。
ところでライフカードは、誰でも入会できるのでしょうか?