銀行系クレジットカード5選!将来を見据えて1枚は作るのがおすすめ
この記事では、「銀行系クレジットカード」を紹介していきます。銀行系クレジットカードとは、その名の通り、銀行が発行しているクレジットカードのこと。
銀行系クレジットカードには、信頼性が高い、キャッシュカードと一体型にすれば使い勝手が良い、などのメリットがあります。
銀行系クレジットカードの中でも次の5つは、特におすすめのものです。
- JCB一般カード
- 三井住友VISAクラシックカード
- ミライノカード
- 三菱UFJ-VISA
- みずほマイレージクラブカード
この記事では、これらのクレジットカードのメリットやデメリットを解説していきます。
JCB一般カードは信頼性が高くメインカードにピッタリ
JCB一般カードは、国際ブランドであるJCBが発行しているクレジットカードです。
JCB一般カードの特徴は次の4点。
- 年会費は「1,250円(税抜)」
- 国際ブランドの正規カードのため信頼性が高い
- インビテーションによる昇格が期待できる
- 保険が充実
JCB一般カードは、「プロパーカード」のため、銀行系クレジットカードの中でも特に信頼性が高くなっています。
プロパーカードについてはこちらの記事で説明してありますので、「プロパーカードって何?」と思われた方は次の記事を読んでください。
また使い続けると、インビテーション(招待状)によって、より上位のカードを使えるようになる可能性があります。
他にJCB一般カードは保険も充実していて、国内旅行でも海外旅行でも、「最高3,000万円」の旅行傷害保険が付いているのも大きな魅力です。
たしかに国際ブランドのクレジットカードなら、いきなりサービス停止になったりはしないでしょうからね。
JCBザ・クラスなどのハイランクカードは、いきなり申し込んでも審査に通らない可能性が高いのです。
JCB一般カードから利用実績を重ねてカード会社から信頼をエられれば、将来的に入手できる可能性があります。
一方で、JCB一般カードのデメリットは、基本還元率の低さ(0.5%)。
また、JCB一般カードは審査が難しい傾向があります。一定の収入がなければ、使いたくても発行してもらえない可能性があるんです。

年会費 | 1,250円(税抜)※ ※オンラインで申し込めば初年度無料 ※条件を満たせば翌年度の年会費無料 |
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還元率 | 0.35~0.5% |
電子マネー | Quick Pay, Apple Pay, Google Pay |
三井住友VISAクラシックカードなら2つの国際ブランドを利用可能
「三井住友VISAクラシックカード」は、三井住友カード会社が発行しているクレジットカードです。
三井住友VISAクラシックカードには、次のような特徴があります。
- 年会費を実質無料にできる
- デュアル発行が可能
- 海外旅行傷害保険が付帯
三井住友VISAクラシックカードの年会費は、1,250円(税抜)。
三井住友VISAクラシックカードは、ネットから申し込むと初年度の年会費が無料です。
さらに「マイ・ペイすリボ」に登録し、年間に1回以上三井住友VISAクラシックカードを使えば、次の年も年会費が無料なんです。
三井住友VISAクラシックカードはカード名に国際ブランドの「VISA」とついていますが、「MasterCard」も選択可能です。
さらにデュアル発行して2枚の三井住友VISAクラシックカードを作って、「VISA」と「MasterCard」の両方の国際ブランドを利用できます。
三井住友VISAクラシックカードには「最高2,000万円」の海外旅行傷害保険が付帯されていますが、国内海外旅行傷害保険は付いていません。
三井住友VISAクラシックカードは、ハズレの無い安全な選択肢だと言えるでしょう。
三井住友VISAクラシックカードの弱点は、ポイント還元率が低い(0.5%)ことと、国内旅行傷害保険がついていなことです。

傷害保険
傷害保険
保険
ラウンジ
年会費 | 1,250円(税抜) |
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還元率 | 0.3~ |
電子マネー | iD, Apple Pay, Google Pay |
ミライノカードは旅行傷害保険に家族特約が付く
ミライノカードは、住信SBIネット銀行のクレジットカードです。
ミライノカードの特徴は次の3点。
- 年会費は「900円(税抜)」
- 保険が付帯(家族特約)
- ポイント還元率が高め
ミライノカードには、「最高2,000万円」の海外旅行傷害保険と国内旅行傷害保険がついています。
しかもミライノカードの旅行傷害保険は、カード会員の家族にも適用される「家族特約」がついています(家族の保険金額は半額)。
またミライノカードは、ポイント還元率が「1%」と高めです。
ミライノカードの弱点は、住信SBIネット銀行の口座が無いと、十分に利点が活かせないことです。

傷害保険
傷害保険
保険
ラウンジ
年会費 | 900円(税抜) |
---|---|
還元率 | 1.0% |
電子マネー | iD, Quick Pay, Apple Pay |
三菱UFJ-VISAは多機能搭載の便利なクレジットカード
「三菱UFJ-VISA」は、三菱UFJ銀行のクレジットカードです。
三菱UFJ-VISAの特徴は、次の3つ。
- 年会費は「無料」
- 複数の機能が搭載されている高機能なICクレジットカード
- ポイントがキャッシュバックされる
三菱UFJ-VISAは、クレジットカードとしての機能とキャッシュカードとしての機能を併せ持っています。
さらに、交通系の電子マネーである「Suica」を搭載。また、Suicaの代わりに「PASMO」が搭載されたカードもあります。
他に、三菱UFJ-VISAで貯めたポイントは、クレジットカードの決済用口座に「キャッシュバック」されるという特徴もあるんです。
ただし、三菱UFJ-VISAには、国際ブランドがVISAしかないデメリットもあります。
VISA以外のクレジットカードが欲しい人は、別のクレジットカードを考えてみましょう。
三菱UFJ銀行では他にも数多くクレジットカードを発行しています。
三菱UFJ-VISAのメリットやデメリットは、こちらの記事で紹介してあります。
みずほマイレージクラブカードは目的別に6種類から選べる
みずほマイレージクラブカードは、みずほ銀行のクレジットカードです。
みずほマイレージクラブカードの特徴は、次の3つ。
- 年会費は「無料」
- みずほ銀行とイオン銀行のATM・振り込み手数料が無料
- 目的ごとに違う機能のカードを選べる
みずほマイレージクラブカードの特典として、みずほ銀行とイオン銀行の手数料無料があります。
みずほ銀行とイオン銀行の「ATM時間外手数料」や、みずほ銀行宛ての「振込手数料」などが無料です。
また、みずほマイレージクラブカードは「6種類」あり、それぞれサービス内容が異なります。
それぞれのカードごとの特徴をリストにまとめてみました。
カード名称 | 特徴 |
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みずほマイレージクラブカード/ANA | ANAマイレージクラブ機能が付帯 |
みずほマイレージクラブカード/セゾンSuica | Suica機能が付帯 |
セゾンアメリカン・エキスプレス・カード・ベーシック | 海外旅行傷害保険が付帯 |
みずほマイレージクラブカード/THE POINT | キャッシュカード・クレジットカード分離型 |
みずほマイレージクラブカードは種類ごとに機能が異なるため、目的に合ったものを選びやすいでしょう。
みずほマイレージクラブカードの弱点は、「還元率が高くないこと」と「カードを紛失するとクレジットカードとキャッシュカードどちらも使えなくなること」。
ただし、「みずほマイレージクラブカード/THE POINT」はカードが分かれているので、カードを無くした時のリスクを減らしたい人にこちらがおすすめです。
みずほマイレージクラブカードが気になった方は、次の記事も確認してください。
銀行系クレジットカードは銀行利用時にお得なサービスが多い
銀行系クレジットカードの魅力は、信頼性とステータス性が高さ。そのため、メインカードとして1枚は持っておくのがおすすめ。
他の銀行系クレジットカードの利点は、次の3つ。
- キャッシュカードとの「一体型」がある
- ATM手数料無料などの特典があることも
- 使い続けることで上位カードへのランクアップが可能
銀行系クレジットカードはATMでお金を引き出したり振り込んだりするような、銀行利用時にメリットが大きいです。
「ポイントを貯めてお得に使いたい!」という人には向きません。ポイントを貯めたいなら「【高還元率】お得なクレジットカード特集」で紹介しているカードがおすすめですよ。
銀行系クレジットカードは信頼性の高いカードが欲しい人におすすめ
いくらサービスがよくてもセキュリティ性能が低いクレジットカードでは、盗難時などに思わぬ大損害を受けかねません。
そういう意味でおすすめしたいのが、信頼性とステータス性が高い銀行系クレジットカードです。
銀行系クレジットカードは、使い続けてゴールドカードやプラチナカードに昇格させることもできますから、早いうちから育てるのもいいですね。