家電量販店でお得なクレジットカード!年会費や還元率の高さを比較
様々なクレジットカードがある中で、家電量販店のクレジットカードがあることはご存じですか。
家電量販店の利用が多いなら、その家電量販店のクレジットカードで支払った方がお得です。
ですが、どのような種類があるのか、またどんな特徴やメリットがあるのか、よくわからないという方も多いのではないでしょうか。
そこでこの記事では、家電量販店が発行している代表的なクレジットカードをいくつかご紹介します。
ポイントの貯まり方や付帯サービスなど、それぞれのカードの特徴を知ってぜひお買い物の際に役立ててみてくださいね。
また、メリットだけでなく、デメリットについてもご紹介しているので、カードを選ぶ際の参考になれば幸いです。
ビックカメラSuicaカードは最大11.5%のポイント還元率
項目 | 内容 |
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年会費 | 初年度無料 2年目以降477円(税抜) ただし、前年度1回の利用で無料 |
ポイントの種類 | ビックポイント JREポイント |
基本還元率 | 1% |
ビックカメラSuicaカードは、ビックカメラカードとSuicaが一緒になったカードです。使う度、ビックポイントとJREポイントの2種類のポイントが貯まります。
チャージしたSuicaを使ってビックカメラで支払えば、11.5%もの還元率を実現します。
貯まったポイントは、1ポイント=1円として対象の店舗で利用することができます。
- ビックポイント→ビックカメラ、ビックカメラ.com
- JREポイント→JREポイント加盟店
また、この他にSuicaへと交換することもできるので、ポイントを無駄なく使えますよ。
- 1,500ビックポイント→Suica1,000円分
- 1JREポイント→Suica1円分
しかも、ビックカメラSuicaカードはオートチャージ機能付き。
Suicaの残高が足りなくなっても、自動でチャージされて改札で止められることがありません。
オートチャージでもポイント還元されるので、ビックカメラだけでなく、JRを利用する方にもおすすめのクレジットカードですよ。
また、Apple Payの利用も可能ですので、コンビニやドラッグストアなどのちょっとした買い物の際も便利です。
デメリットとしては、Suica機能が定期券として使えない点。学生や会社員には少し残念な部分です。
また、付帯されている海外旅行傷害保険は人によっては不十分だと感じる可能性もあります。そういう場合は、別途保険に加入する必要がありますよ。
ビックカメラSuicaカードについてもっと詳しく知りたい方は、次の記事も参考にしてください。
ヤマダLABIカードは実質10.5%の還元率!2種類のポイントが貯まる
項目 | 内容 |
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年会費 | 初年度無料 2年目以降500円(税抜) ただし、前年度1回の利用で無料 |
ポイントの種類 | ヤマダポイント 永久不滅ポイント |
基本還元率 | 0.5% |
ヤマダ電機を利用する方におススメなのが、このヤマダLABIカードです。
このカードの特徴は、カード支払いで「ヤマダポイント」と「永久不滅ポイント」が貯まる点です。
ヤマダ電機でのお買い物でポイント10%還元、さらにこの他に永久不滅ポイントが0.5%貯まります。そのため、実質の還元率は10.5%。
永久不滅ポイントは、ヤマダポイントに交換すれば1.2倍のレートとなり大変お得ですよ。
ただし、1,000ポイント以上で交換しないと1.2倍のレートになりません。交換するときは、1,000以上貯まってからにしましょう。
- 200永久不滅ポイント→1,000ヤマダポイント
- 1,000永久不滅ポイント→6,000ヤマダポイント
永久不滅ポイントはその名の通り、有効期限がないので、ある程度目標を決めて貯められるのが良いですね。
この他に、マイルを貯められるANAマイレージ機能付きカードも選べるので、マイルを貯めたい方にはヤマダLABI ANAカードもおすすめです。
ヤマダLABIカード申し込み資格は、満18歳以上の方なら誰でも申し込むことが可能です。
デメリットとしては初年度は口座維持手数料が無料なこと。2年目以降、前年度にカードの利用がないと500円(税抜)の口座維持手数料が発生します。
ヤマダLABIカードについてもっと詳しく知りたい方は次の記事も参考にしてください。
エディオンカードは電子マネーとの相性が抜群に良い
項目 | 内容 |
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年会費 | 980円(税抜) ただし、前年度の利用が15万円以上で無料 |
ポイントの種類 | エディオンポイント |
基本還元率 | 1% |
エディオンカードは、エディオンでの買い物にお得なクレジットカードです。
エディオン指定商品を購入の際、ポイント還元率は最大で6%。しかし、指定商品以外を購入した場合は、2%の還元率なんです。
家電量販店系のクレジットカードの中では、ポイントのお得度は低めです。
優待加盟店の利用で還元率が10%になることもあるので、エディオン店舗が近くにある人には持っておいて損はないでしょう。
また、エディオンカードは電子マネーとの相性が大変良いのも特徴の1つ。次の電子マネーに対応しています。
- 楽天Edy(チャージ対応)
- nanaco(チャージ対応)
- モバイルSuica(チャージ対応)
- SMART ICOCA(チャージ対応)
- QUICPay(専用カード発行)
- iD(専用カード発行)
これらの電子マネーにチャージすると、チャージ金額100円につきエディオンポイントが1ポイント加算されます。
また、エディオンカードでは5,000円以上の指定商品を購入の際に最長10年間の長期修理保証が付くため、もしもの時も安心です。
さらに、カード会員ならエディオンネットの月額使用料が最大700円割引されるのもメリットの1つです。
デメリットは、年会費が980円(税別)かかることですね。
年会費を無料にする条件として年間15万円以上の購入が必要です。サブカードと持っていると、毎年この条件をクリアするのは大変だと感じる人もいるでしょう。
エディオンカードについてもっと詳しく知りたい方は、次の記事も参考にしてください。
コジマ×ビックカメラカードはWAONが付帯されてイオンでもお得
項目 | 内容 |
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年会費 | 無料 |
ポイントの種類 | コジマポイント ときめきポイント |
基本還元率 | 0.5% |
様々な家電量販店で利用可能なため、利用する家電量販店が特に決まっていない方におすすめなのが、「コジマ×ビックカメラカード」です。
コジマやビックカメラ、ソフマップでの利用で、現金払いと同様のコジマポイント、さらには、ときめきポイントが200円ごとに1ポイント貯まります。
しかも、毎月10日のときめきWポイントデーはときめきポイントが2倍なので、見逃せませんよ。
この時貯まったときめきポイントは、コジマポイントまたはWAONポイントに交換することができます。
また、イオンの対象店で次の特典が受けられるため、イオン系列店の利用が多い方にもおススメです。
- ときめきポイントがいつでも2倍
- 毎月20、30日のお客さま感謝デー:お買い物金額の5%オフ
デメリットはポイント還元率が高くないこと。ポイントを多く貯めたい人にとっては、貯まりにくさを感じるでしょう。
コジマ×ビックカメラカードについてもっと詳しく知りたい方は、次の記事も参考にしてください。
ジョーシンクレジットカードは充実した長期無料保証が魅力
項目 | 内容 |
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年会費 | 無料 |
ポイントの種類 | ジョーシンポイント |
基本還元率 | 0.5% |
ジョーシンクレジットカードは、ジョーシンでよく買い物をする人向けの入会費・年会費が無料のクレジットカードです。
ジョーシングループ各店、Joshin web、レストランや携帯電話料金などでのクレジット決済で毎月、利用合計金額の0.5%のポイントが還元されます。
貯まったポイントは、1ポイント=1円としてジョーシンの店舗またはネットショッピングのJoshin webで利用することができます。
さらにジョーシンでは、他社のポイントをジョーシンのポイントに交換出来るシステムもあるんですよ。
また、ジョーシンクレジットカード会員ならETCカードの入会費・年会費も無料で利用することができます。
ETCカードの利用でも0.5%のポイント還元となるので、有料道路を利用する機会が多い方にもお得です。
そして、ジョーシンクレジットカードのもう1つのメリットは、最大で10年間の長期無料修理保証がつくことです。
これは、他の家電量販店クレジットカードにはあまりないもの。高い家電を購入したときに、この保証があると安心ですね。
デメリットはジョーシンで利用したからと言って、ポイント還元率が高いわけではないこと。
そのため、高還元率目的というよりは、保証の手厚さを重視する人向けだと思ってもらった方が良いでしょう。
ジョーシンクレジットカードについてもっと詳しく知りたい方は次の記事も参考にしてください。
ゴールドポイントカード・プラスはヨドバシカメラで最大11%の還元率
項目 | 内容 |
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年会費 | 無料 |
ポイントの種類 | ゴールドポイント |
基本還元率 | 1% |
ヨドバシカメラを利用する方におすすめしたいのが、ゴールドポイントカード・プラス。ヨドバシカメラでの利用で、最大11%のポイント還元率です。
他のクレジットカードだと還元率は8%なので、それから見ても11%の還元率は大変お得ですよね。
ヨドバシ.comでの書籍購入でも10%の還元率となるので、ヨドバシ.comの利用が多い方にもお得なカードです。
しかも、配達料無料ですので、ゴールドポイントカード・プラス持っていたら本はヨドバシ.comを利用するのがおすすめです。
貯まったポイントは1ポイント=1円として、ヨドバシカメラまたはヨドバシ.comで利用できます。
また、ゴールドポイントカード・プラスには最大100万円のショッピング保険「お買い物プロテクション」が付帯されています。
破損や盗難などの偶発的な事故に対して、90日間に限り補償をしてくれます。
さらなる優待特典を望むなら年会費はかかりますが、「ヨドバシ・プレミアム」に入会することも可能です。
しかも、差し替えなしなので、今あるカードのままで入会できますよ。
デメリットとしてはApple Payに対応していない点ですね。また、お買い物プロテクションが適用されるのは、ヨドバシカメラで購入した商品のみです。
そのため、ゴールドポイントカード・プラスはヨドバシカメラの利用が多い方向けのカードと言えます。
ゴールドポイントカード・プラスについてもっと詳しく知りたい方は次の記事も参考にしてください。
よく使う家電量販店のクレジットカードは発行しておくと断然お得!
ポイント還元率の高さから、現金払いよりもクレジットカードを使ったほうがポイント還元率が良さそうですが、実は必ずしもそうとは限らないんですよ。
例えば、上記でご紹介したゴールドポイントカード・プラスは、ヨドバシカメラでお買い物をした際、ポイント還元率は次のようになっています。
- 現金払い:10%
- ゴールドポイントカード・プラス払い:11%
- その他のクレジットカード払い:8%
もちろん、ヨドバシカメラで買物をするなら「ゴールドポイントカード・プラス」の還元率が一番高いです。
しかし、ゴールドポイントカード・プラスで支払うなら、現金払いの方が還元率が高いのです。
家電量販店では購入金額の2%が手数料としてかかるため、その分が還元率から引かれてしまうんですね。
そのため、クレジットカード払いだからと言って必ずお得とは言えないのです。
よく利用する家電量販店がない場合は年会費無料のクレジットカードを
様々な家電量販店から発行されているクレジットカードですが、特定の家電量販店の利用がない場合はどうしたら良いのでしょうか。
この記事で紹介したクレジットカードのように、年会費が無料のものと年会費がかかるものがあります。
年会費無料のものは、メイン使いでなくてもサブカードとして持っても問題ありません。
ですが、特に利用する店舗も決まっていないのに年会費がかかるクレジットカードを持っていてはただ年会費だけがかかることになり、結果として損をすることになりかねません。
そのため、利用する店舗が特に決まっていない場合は以下のことを考慮した上でカードを作るようにしましょう。
- 年会費無料のものにする
- 年会費がかかるものはきちんと使いこなせるか考える
その場合も同様に、使いこなせるかどうか考えてからカードを作りましょう。
家電量販店での買い物ならその家電量販店のクレジットカードがお得!
家電量販店のクレジットカードと一言に言ってもその特徴はそれぞれ異なりますし、普段自分がどの家電量販店を使うかによってそのお得度は変わってきます。
そのため、カード選びの際はお得かどうか、さらには使いこなせるかどうか、じっくり検討してみましょう。
普段から家電量販店の利用が多い方はぜひ、家電量販店のクレジットカードを検討してみてはいかがでしょうか。

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