MUFGカード・ゴールド・アメックスは年会費が安いゴールドカード!

「MUFGカード・ゴールド・アメリカン・エキスプレス・カード」は、三菱UFJニコス株式会社のクレジットカードです。
MUFGカード・ゴールド・アメックスは、三菱UFJ銀行に関係した銀行系クレジットカードのため、信販系や流通系のクレジットカードなどより信頼性が高くなっています。
その上、MUFGカード・ゴールド・アメックスは、ゴールドカードとしては非常に安い年会費設定のため、初めてのゴールドカードに最適。
年会費は安いものの、もちろん旅行傷害保険などの基本的なサービスは整っています。
この記事で紹介するのは、MUFGカード・ゴールド・アメックスの特徴やデメリットについてです。
三菱UFJニコス株式会社と提携していない、通常のアメリカン・エキスプレス・ゴールド・カードについては、次の記事でご紹介しています。
MUFGカードのゴールドカードである「MUFGカード ゴールド」については、次の記事を参考にしてください。
この記事の目次

- 特定条件で還元率が上がる
- デュアルスタイルが可能
- 追加カードで銀聯カードを作れる
- 空港でラウンジが利用できる
カード情報 | 内容 |
---|---|
発行元 | 三菱UFJニコス |
年会費 | 初年度無料 1,905円(税抜) |
申込資格 | 18歳以上(学生を除く) 安定した収入がある |
還元率 | 0.3~ |
追加カード | ETCカード(年会費無料) 家族カード(年会費税抜400円) ※1名のみ年会費無料 銀聯カード(新規発行手数料税抜1,000円) |
限度額 | 10~200万円 |
海外旅行傷害保険 | 最高2,000万円 |
国内旅行傷害保険 | 最高2,000万円 |
2020年6月30日までに入会すると、利用金額の20%が戻ってきます!(最大10,000円)
広く浅くサービスを展開しているのが、MUFGカード・ゴールド・アメックスの特徴と言えるでしょう。
MUFGカード・ゴールド・アメックスの6つの特徴
MUFGカード・ゴールド・アメックスには、次のような特徴があります。
- 特定条件で獲得ポイントに倍率がつく
- デュアルスタイルが可能
- 追加カードで銀聯カードを作れる
- 一部の空港でラウンジを利用できる
- 各種保険が付帯
- 金融取引サービスがある
では、それぞれについて見ていきましょう。
MUFGカード・ゴールド・アメックスは特定条件でポイントの還元率が上がる
MUFGカード・ゴールド・アメックスは、次のような場合に、獲得するポイントに倍率補正がかかります。
ポイントアップ条件 | ポイント倍率 |
---|---|
海外で利用する | 2倍 |
入会初年度 | 1.5倍 |
記念月※(任意指定可能)に利用 | 1.5倍 |
前年利用額が年間50万円以上 | 1.2倍 |
前年利用額が年間100万円以上 | 1.5倍 |
他に、利用期間が長くなると有利になる「プレミアムスタープログラム」もありますよ。
プレミアムスタープログラムでは、1年間カードを保持する(年会費を払う)か、年間利用額が50万円を超えた場合に、スターマークが1つ貰えます。
つまり年会費と、利用額で1年に最大2つのスターマークが獲得可能。スターマークが5つ貯まると、「ファイブスターメンバー」として「プレミアムBONUS」を得られます。
プレミアムBONUSでは、前年の利用額によって次のようなポイントボーナスがもらえます。
前年利用額 | ポイント倍率 |
---|---|
50万円以上 | 1.1倍 |
100万円以上 | 1.2倍 |
このように、利用期間が長くなり、年間利用額が増えるほど、MUFGカード・ゴールド・アメックスはお得に使えるようになります。
MUFGカード・ゴールド・アメックスにはデュアルスタイルがある
MUFGカード・ゴールド・アメックスには、「デュアルスタイル」の利用が可能です。
デュアルスタイルとは、American Express以外に他の「国際ブランド」のMUFGカードを同時に持つこと。
複数の国際ブランドのクレジットカードを持つことにより、より多くのお店に対応できる、各国際ブランド独自のサービスを利用できる、といったメリットがあります。
しかもデュアルスタイルの場合、2枚めのカードの年会費はかなり安くなります。VISA、Mastercard、JCBのどの国際ブランドを選んでも年会費は250円(税抜)です。
ただしデュアルスタイルにすると、年間利用額によるポイント倍率を得られなくなります。
年に50万円以上利用してもポイントは1.2倍にはなりませんし、100万円以上使っても1.5倍にはなりません。
そのため、国際ブランドを複数持つ明確な利点が見えていないなら、デュアルスタイルは使わないほうが無難です。
MUFGカード・ゴールド・アメックスは追加で銀聯カードを作れる
MUFGカード・ゴールド・アメックスは、追加カードとして銀聯カードを発行することができます。
中国での国際ブランド利用状況は、「銀聯」1強のため、中国に行く際は銀聯カードを持っていくのが便利。
しかし日本で銀聯カードを手に入れられる手段は少ないため、MUFGカード・ゴールド・アメックスで作れる銀聯カードは大きな価値があります。
ただし銀聯カードは新規発行手数料として1,000円がかかりますので、中国に行く予定がない人はわざわざ作る必要はありません。
補償額も2つ分になるなら、かなり有用な手段ですよね。
MUFGカード・ゴールド・アメックスは一部の空港ラウンジを利用可能
MUFGカード・ゴールド・アメックス会員は、次の空港のラウンジサービスを利用できます。
- 成田国際空港
- 羽田空港
- 関西国際空港
- 中部国際空港
- 新千歳空港
- 福岡空港
- ダニエル・K・イノウエ国際(ホノルル)
空港ラウンジ利用権というのは、クレジットカードの付帯サービスとして定番のもの。
しかし大抵の場合、国内主要空港30カ所程度でラウンジが利用できます。
MUFGカード・ゴールド・アメックスのように、7つの空港ラウンジしか使えないのは珍しい例。
とはいえ、使用人口が多い空港はカバーしていますので、これだけで十分という人も多いでしょう。
MUFGカード・ゴールド・アメックスは付帯保険が充実
MUFGカード・ゴールド・アメックスには、次の4つの保険が付帯しています。
- 海外旅行傷害保険最高2,000万円(自動付帯)
- 国内旅行傷害保険最高2,000万円(利用付帯)
- ショッピング保険最高100万円
- 国内渡航便遅延保険最高2万円(利用付帯)
これらの4つの保険は、補償額自体は大きいものではありませんが、年会費から考えると十分に優秀。
また、利用する可能性が高い、「国内渡航便遅延保険」が付いているのが良い点です。
MUFGカード・ゴールド・アメックスには金融サービスがある
MUFGカード・ゴールド・アメックスを持っていると、「三菱UFJ銀行」や「三菱UFJファイナンシャルグループ」で優遇サービスを受けることが可能。
たとえば三菱UFJ銀行なら、「ATM手数料」が無料になったりしますし、三菱UFJ信託銀行なら「遺言信託手数料」が割引されたりします。
各特典の詳しい内容については、公式サイトなどでご確認ください。
MUFGカード・ゴールド・アメックスは明細書発行が有料
MUFGカード・ゴールド・アメックスは、「利用明細書」を郵送して貰う場合に、発行手数料として1回90円(税抜)かかります。
ほとんどのクレジットカードで明細書発行が無料なのに対して、発行手数料を取られるというのはMUFGカード・ゴールド・アメックスの大きなデメリットです。
明細書を郵送にしていると、年に1,080円かかってしまいます。
ただし、「WEB明細書」を選んだ場合は、費用がかかりません。基本はWEB明細書にしておくのがおすすめですよ。

MUFGカード・ゴールド・アメックスは初めてのゴールドカードに最適
そのため、年会費を抑えてゴールドカードを使いたいという人には、非常にマッチしています。
また、MUFGカード・ゴールド・アメックスは、保険などのサービスも、年会費から考えて十分なレベルで整っているためおすすめ。
ただし、MUFGカード・ゴールド・アメックスは、明細書が「有料」というデメリットも持ちます。
WEB明細書が使いにくいという人は、他のクレジットカードを選びましょう。