【50代~60代前半限定】大人の休日倶楽部ミドルカードは電車旅行好きにお得

「大人の休日倶楽部ミドルカード」は、JR東日本グループのクレジットカード部門である株式会社ビューカードが発行しているクレジットカードです。
JR東日本関連のクレジットカードだけあって、大人の休日倶楽部ミドルカードには旅行する時に有効なさまざまなサービスが用意されています。
JR東日本とJR北海道の運賃が割引になるなど、電車旅が好きな人には嬉しい特典も。
ですが、大人の休日倶楽部ミドルカードの申込み条件は、「50~64歳の男性」か「50~59歳の女性」だけです。
この記事では、大人の休日倶楽部ミドルカードの特徴やデメリットについて詳しく説明していきます。

カード情報 | 内容 |
---|---|
発行元 | 株式会社ビューカード |
年会費 | 2,624円(税込) 初年度無料 |
申込資格 | 男性の場合、満50歳~64歳 女性の場合、満50歳~59歳 |
還元率 | 0.5% |
追加カード | ETCカード(年会費税込524円) |
海外旅行傷害保険 | 最高500万円(自動付帯) |
国内旅行傷害保険 | 最高1,000万円(利用付帯) |
大人の休日倶楽部ミドルカードの年会費は、2,624円(税込)ですが、この費用には、クレジットカードの年会費だけでなく、「大人の休日倶楽部ミドル」の年会費が含まれています。
カード自体の年会費は524円(税込)で、大人の休日倶楽部ミドルの年会費が2,100円(税込)ですから、大人の休日倶楽部の方の年会費が大半を占めています。
50歳になる年度であっても、実際に誕生日がくるまでは申込みができないほど、年齢制限は厳しいようです。
大人の休日倶楽部ミドルカードの6つの特徴
大人の休日倶楽部ミドルカードには、次のような特徴があります。
- JR東日本線とJR北海道線の運賃が5%割引
- びゅう国内旅行商品が同行者も含め5%割引
- 会員限定のツアーや切符有り
- オートチャージ付きのSuicaで電車利用がラクラク
- 電車利用でポイントが大きく貯まる
- 国内旅行を重視した旅行傷害保険が付帯
では、それぞれについて見ていきましょう。
大人の休日倶楽部ミドルカードで電車賃が安くなる
大人の休日倶楽部ミドルカードには、電車の運賃が5%も安くなるサービスが付いています。
ただしこのサービスの利用には、次のような条件が必要です。
- JR東日本線、もしくはJR北海道線の切符であること(新幹線含む)
- 利用距離が201キロメートル以上あること(往復で201キロメートル以上も可)
- グランクラス利用時は通常運賃のみ割引
- 特急券のみを買った場合の特急料金割引は無い
- 混雑する時期は利用不可
だいたい長野の中央部以東が、大人の休日倶楽部ミドルカードの割引可能エリアとなっています。
大人の休日倶楽部ミドルカードの割引運賃は、短い距離だと利用できません。
ただし、条件の「201キロメートル以上」とは往復距離で良いため、片道100キロメートル程度の場所だったら利用することができます。
また、「ゴールデンウィーク」「お盆(旧盆)」「年末年始」といった忙しい時期は、大人の休日倶楽部ミドルカードの割引を使えません。
大人の休日倶楽部ミドルカードはびゅう国内旅行商品が割引
大人の休日倶楽部ミドルカードを持っていると、えきねっとの「びゅう国内旅行商品」の料金が5%割引になります。
しかもこの割引料金は、大人の休日倶楽部ミドルカード会員の「同行者全員」にまで適用されます。
大人の休日倶楽部ミドルカードの年会費が2,624円ですから、年間で「52,480円」以上をえきねっとのパックツアーで使えば、元が取れる計算です。
家族4人で行けば、一人頭13,120円ですから、年に1回の家族旅行に行くだけでも、維持費以上の価値が出る可能性がありますよ。
ただし「ダイナミックレールパック」「ダイナミックTYO」などの一部の商品では、このサービスが利用できません。
大人の休日倶楽部ミドルカードなら会員限定商品を購入できる
大人の休日倶楽部ミドルカード会員は、「大人の休日倶楽部パス」を購入可能です。
大人の休日倶楽部パスは、JR東日本線などの乗り放題チケットで、2019年度は次のような商品が販売されています。
利用可能路線 | 利用可能期間 | 料金 |
---|---|---|
JR東日本全線 | 4日間乗り放題 | 15,270円 |
JR東日本全線プラスJR北海道全線 | 5日間乗り放題 | 26,620円 |
JR北海道在来線全線 | 5日間乗り放題 | 17,400円 |
該当路線の利用回数が多ければ、大人の休日倶楽部パスで、かなりの運賃を節約可能です。
他に、大人の休日倶楽部ミドルカード会員限定のお得な切符も随時販売されています。
大人の休日倶楽部ミドルカードはSuica機能搭載
大人の休日倶楽部ミドルカードは、「Suica機能」を搭載。
クレジットカードをタッチするだけで、簡単に駅の改札を通り抜けられます。
また、オートチャージ機能がありますから、チャージ残高不足で改札で止められるということも起こりません。
Suicaエリアだけではなく、「PASMOエリア(私鉄・地下鉄)」でも、オートチャージ機能が利用可能です。
大人の休日倶楽部ミドルカードは電車に乗るほどポイントが貯まる
支払いに大人の休日倶楽部ミドルカードを使うと、通常のポイント還元率は0.5%。
しかしJR東日本の切符などに使えば、ポイント還元率は3倍の「1.5%」に上がります。
運賃割引、ツアー料金割引と合わせて使えば、すぐに年会費程度の費用分のポイントを貯めることが可能です。
電車賃以外でも、「JRE POINT加盟店」で大人の休日倶楽部ミドルカードを使うと、ポイント還元率が2倍の「1.0%」に増加するのも嬉しいポイントですよ。
大人の休日倶楽部ミドルカードの保険はカードに適したもの
大人の休日倶楽部ミドルカードの旅行傷害保険は、海外最高500万円、国内最高1,000万円と、最高のものとは言えません。
しかし利用状況を想定した、効率的な保険であることは評価できます。大人の休日倶楽部ミドルカードを持っていて得になるのは、国内旅行をする場合です。
そうした国内旅行のニーズに合わせて、「国内旅行傷害保険」の方が最高補償額も高く、保険の適用範囲(死亡・後遺障害・入院・手術・通院)も広くなっています。
クレジットカードの多くは、海外の旅行傷害保険のほうが金額が高い場合が多く、国内旅行は保障されていない場合もす。
ですので、大人の休日倶楽部ミドルカードは国内旅行をよく行く人におすすめなクレジットカードなんですよ。
大人の休日倶楽部ミドルカードの3つのデメリット
大人の休日倶楽部ミドルカードには、次のようなデメリットがあります。
- 年会費が高め
- 利用可能エリアが限られている
- 年齢制限が厳しい
では、それぞれ見ていきましょう。
大人の休日倶楽部ミドルカードはサービスと比べて年会費が高め
大人の休日倶楽部ミドルカードの年会費は、クレジットカードの平均からみると高すわけではないです。
ですが、大人の休日倶楽部ミドルカードサービスから考えると少々高い、と感じる人がいるかもしれません。
電車を利用して旅行をしない、という人だと、大人の休日倶楽部ミドルカードを作る意味はあまりないでしょう。
大人の休日倶楽部ミドルカードは利用可能エリアが限定されている
大人の休日倶楽部ミドルカードは、「関東」「東北」「北海道」が主な利用可能エリアです。
このエリア以外に住んでいる人は、このクレジットカードを作っても利用できる機会が少ない可能性があります。
サービス該当エリアに住んでいないなら、別のクレジットカードを選んだほうがいいです。
旅行好きにピッタリのクレジットカードは、「旅行におすすめのクレジットカード5選!保険と特典でお得に旅しよう」で紹介しているので是非参考にしてくださいね。
大人の休日倶楽部ミドルカードを持てる人は少ない
「男性50~64歳」、「女性50~59歳」という限られた年齢の人しか大人の休日倶楽部ミドルカードを作れないというのは、大きなデメリットです。
年齢制限に引っかかる大多数の人は、そもそも大人の休日倶楽部ミドルカードを持つことができません。
しかし逆に、ちょうどに年齢制限をクリアしている人なら、試してみるのも面白いクレジットカードだと言えます。
大人の休日倶楽部ジパングカードの案内が送付されますから、それを見て検討するのが良いでしょう。

大人の休日倶楽部ミドルカードは旅行好きなミドルエイジに最適
ただし、一定の年齢の人しか、大人の休日倶楽部ミドルカードを作ることができません。
国内旅行が好きで、「北海道」「東北」「関東」あたりに居住し、なおかつ年齢制限をクリアしているなら、大人の休日倶楽部ミドルカードを作ると、旅費を大きく抑えられるためおすすめ。
反対に、あまり旅行に行かない、関東近辺に住んでいない、という人は、年齢制限をクリアしていてもこのクレジットカードは選ぶべきではありません。
条件より少し若かったり年をとっていたりするだけで、申込みができないんですか?