シナジーJCBカードで専用クラブ!会員限定優待が盛りだくさん

ガソリンのクレジットカードは、給油価格が安くなったり、車のメンテで優待してもらえたりは良いけれど、せっかくなら車とは関係ないところでの優待サービスも欲しいと思いませんか。
そうした願いを叶えるカードがシナジーJCBカードです。一定金額以上の利用で年会費も無料になりますから無理なくカードライフを楽しめます。
シナジーJCBカードは、2018年10月1日からENEOS CBカード[JCB]に名称変更になっていますが、まだ公式サイトの券面デザインも旧来のままなので、今回はシナジーJCBカードの名前で紹介します。
シナジーJCBカードはClub Offが利用できる
シナジーJCBカードは、利用金額に応じて給油単価が安くなるのはもちろん、法人会員制クラブのClub Offが利用できます。
旅行、宿泊やカラオケ、映画、レジャー、グルメまで幅広く優待が受けられます。
シナジーJCBカードの注目ポイント!
- 一ヶ月あたり最高7円/L割引が最大300Lまで
- ゴールドカードなら最高10円/L割引
- 年間税別24万円の利用で翌年の年会費が無料になる
- エネオスへの統合で利用できるスタンドは全国13,000店以上に
- ClubOffで宿泊3,500円から。国内20,000か所の宿泊施設
シナジーJCBカードの基本情報
カード情報 | 内容 |
---|---|
発行元 | 株式会社ジェーシービー |
ブランド | JCB |
年会費(税抜) | 2,000円 (初年度無料・前年度に税別24万円以上の利用で次年度も無料) |
ポイント還元率 | ポイント還元なし 月間利用額に応じて次月度1円/L~7円/Lまで給油単価値引き (300Lまで) |
対応電子マネー | QUICPay(専用カード発行) 楽天Edy(チャージ対応) nanaco(チャージ対応) モバイルSuica(チャージ対応) SMART ICOCA(チャージ対応) |
利用限度額 | 個別に審査 |
追加カード | ETCカード(年会費・新規発行手数料無料) 家族カード(年会費税別400円・本会員が無料の場合無料) QUICPayカード(年会費・新規発行手数料無料) スピードパスプラス(新規発行手数料税込300円) ・キーホルダー型非接触端末 ・QUICPay機能付き |
付帯保険 | 海外ショッピングガード保険:最高100万円 |
お支払日 | 15日締切・翌月10日支払い |
割引適用が月間300Lまでとかなりの量に適用される
ガソリン関連のカードの中では、特典価格給油量が300Lと言うのはトップクラスです。
ただ、この量は家族カードまで合わせた量です。家族カードと本カードの給油上限量が別々にカウントされるカードだと、これより多くなることもあります。
それでも、ガソリン・軽油の合計で300Lと言うざっくりとしたカウントは、油種ごとに上限量を決められるより使いやすくていいですね。
請求時値引きなので前月の利用金額が当月にすぐ反映される
このカードの利用金額別の割引は請求時割引なので、割引価格が決定する前に割引給油が可能になります。少しややこしいのですが見てみましょう。
- 前々月11日~前月10日に対象スタンドで給油した金額(A)
- 前々月16日~前月15日にスタンド以外で利用した金額(B)
- 前月11日~当月10日:割引給油期間(スタンド表示の価格で給油)
- 当月15日カード利用締め切り(A+Bで決められる単価を値引き)
- 翌月10日値引き後の金額を支払い
このようになっていて、毎月11日から15日の間は値引き金額が決定する前に、値引き対象給油を行えるようになっています。
値引き金額は一般カードで最大7円/L
このカードで値引き対象になるのはガソリンと軽油だけで、灯油は対象になりません。値引き単価は前月のショッピング利用(税込み)によって決められます。
- 10,000円未満:1円/L割引
- 10,000円以上20,000円未満:2円/L割引
- 20,000円以上50,000円未満:3円/L割引
- 50,000円以上70,000円未満:5円/L割引
- 70,000円以上:7円/L割引
ゴールドカード(年会費税別10,000円)の場合、それぞれの割引単価に3円を加算したものになります。
ゴールドカードの特典を利用して取り戻すしかないということです。ゴールドカードには最高1億円の海外旅行傷害保険や、国内空港ラウンジの無料利用などの特典がついてきます。
とは言え、年に数回以上など頻繁に海外旅行をするのでない限り、とりあえずは一般カードでいいと思います。
月平均税別2万円の利用で年会費が無料になる
このカードは年会費が税別2,000円と、一般カードにしては割高です。
しかし、年間税込259,200円(税別240,000円)以上の利用で年会費が無料になります。
年会費無料にできるくらいは利用しないと、場合によっては他のクレジットカードのほうが、同じエネオス・旧シナジーグループで使うにしてもお得になってしまうこともありうるのです
ガソリン高騰のせいで妙な現象が起こる
もうここ数年ガソリンの値上がりがひどいですよね。レギュラーのセルフスタンドですら150円/Lを超えることもありましたし、フルサービス店では160円という数字が見られました。
こうなってくると、利用金額に対して%割合でポイントバックしてくるカードとの間で、ガソリンカードとの差が縮まってしまいます。
例えば、極めて一般的な0.5%還元のカードで20L3,000円を給油すると15円還元されます。0.75円/Lの還元ですね。このあたりだとまだガソリンカードの方が安めですが、差は小さくなっています。
場合によっては逆転現象が起こる可能性も
同じ年会費税別2,000円のカードに、廉価版ゴールドカードの「楽天ゴールドカード」があります。エネオス・旧シナジーグループは楽天スーパーポイント加盟店なので、楽天ゴールドカードで給油すると2%の還元があります。
仮にシナジーJCBカードをガソリン専用に使って、毎月50Lを2回入れたとしましょう。150円/Lとして100Lですから15,000円ですね。同じことを楽天ゴールドカードで行ったときと比較します。
- シナジーJCBカード:2円/L割引で、148円/L×100L=14,800円
- 楽天ゴールドカード:2%還元で(150円/L×100L)×0.98=14,700円
このように、本来ガソリンカードではない楽天ゴールドカードのほうがお得になってしまうのです。
しかし、例えば毎月通信費として税込8,000円をこのカードで支払うと、ガソリン代は楽天ゴールドカードと同じになります。
年間利用金額が税込み272,400円になりますから年会費無料になりますね。そうなれば通信費分のポイント還元を計算に入れても、シナジーJCBカードのほうがお得になります。
利用可能なスタンドが一気に増加した
シナジーグループのエッソ・モービル・ゼネラルを運営する東燃ゼネラルは、エネオスを運営するJXエネルギーと合併して、JXTGエネルギーになり、ブランドもエネオスに統一されます。
すでに2018年10月にはクレジットカードの統合も行われ、今後シナジーカードは更新の際にエネオスカードCBと言う名前に変ります。
新エネオスは全国に13,000か所以上のスタンドがある
そして、利用できるスタンドが一気に増えるメリットだけがカード会員に与えられるのです。
2019年4月には出光昭和シェル石油が誕生しますが、それに比べても2倍近いスタンド数を持つ新エネオスは利用者にとって大変便利です。
今後元シナジーカードのエネオスCBカードがどのように展開してゆくのかはまだ未知数です。このまま4つ目のバリエーションとして定着するのか、他のカードと統合整理されるのかは分かりません。
しかし、人気のあるカードですから、顧客にとってデメリットになるような改変は行われないと信じたいところですね。
シナジーJCBカードの人気の秘密ClubOff
ClubOffと言うのは法人が会員になって、その法人のメンバーに様々な特典を供与する法人会員制クラブです。
シナジーJCBカードの会員は無料でこのメンバーになれます。
ClubOffにはさまざまなサービスがあります。
- グルメサービス(全国約57,000施設)
・ジェフグルメカードセット4%OFF
・上島珈琲店10%OFF
・Bigboy10%OFF
・すかいらーくグループ:各種優待あり
・にぎり長次郎:5%OFF
・ドミノピザ:15%OFFなど対象店舗多数 - ホテルレストランで優待(全国約6,800施設)
- カラオケサービス最大50%OFF:全国51グループ
- 宿泊費優遇:全国約23,000施設
- レジャー・日帰り湯:全国約3,100施設
この他にも驚くほどの対象店舗があって、とても紹介しきれませんから、興味のある人は調べてみて下さい。
ガソリンも優遇される会員制サービスのカード
普段からレジャーに興味がある人にはとてもおすすめです。そして、カードをゴールドにグレードアップするよりは、ClubOffを無償の一般会員から月額税別500円のVIP会員になることを検討して下さい。
一ヶ月単位でアップグレード・ダウングレードも可能です。優待の幅や受けられるサービスが、ぐっと大きくなりますのでおすすめですよ。
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