ビュー・スイカカードはJR利用者にお得!ビックカメラSuicaと比較も

「ビューカード」とは、JR東日本の子会社である「株式会社ビューカード」が発行しているクレジットカードです。
JR東日本グループなだけあって、株式会社ビューカードのクレジットカードは、「Suica機能」が標準搭載されています。
ビューカードは年会費がかかることがほとんど。ですが、その中でも「ビュー・スイカ」 カードは年会費が安いんです。
さらに、「ビュー・スイカ」 カードはSuicaの定期券が搭載されているのも大きな特徴の1つ。
ビューカードでも定期券が搭載されていないことがほとんどなので、「ビュー・スイカ」 カードは定期券を使う学生や会社員の方におすすめのクレジットカードですよ。
この記事では、「ビュー・スイカ」 カードのメリットやデメリットを解説。また、ビューカードの効率的なポイントの貯め方も紹介します。
「ビュー・スイカ」 カードとよく比較されるカードに、「ビックカメラSuicaカード」があります。
この記事でも比較していきますが、詳しくビックカメラSuicaカードを知りたい人は、次の記事をご覧ください。
この記事の目次

- Suicaの定期機能が搭載
- Suicaチャージや切符購入でポイント3倍
- 海外旅行傷害保険が自動付帯
カード情報 | 内容 |
---|---|
発行元 | 株式会社ビューカード |
年会費 | 477円(税抜) |
申込資格 | 日本在住 電話連絡がとれる 満18歳以上(高校生を除く) |
還元率 | 0.5%~ |
追加カード | ETCカード(年会費477円※) 家族カード(年会費477円※) ※税抜 |
限度額 | 10~80万円 |
海外旅行傷害保険 | 最高500万円(自動付帯) |
国内旅行傷害保険 | 最高1,000万円(付帯条件有り) |
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「ビュー・スイカ」 カードの3つの注目ポイント
「ビュー・スイカ」 カードを持つ魅力として、次の3つが挙げられます。
- Suica定期機能搭載
- Suicaチャージや切符購入でポイント3倍
- 海外旅行傷害保険が自動付帯
それぞれについて見ていきましょう。
「ビュー・スイカ」 カードはSuica定期機能が搭載されている
「ビュー・スイカ」 カードには、「Suica機能」と「定期券機能」が付いています。3つの役目を「ビュー・スイカ」 カード1枚でこなせるために、持ち歩くカードの枚数を減らすことができるのです。
カードを改札等の読み取り機にタッチするだけで、決済をしてくれるシステム。券売機で切符を買う手間が省け、電車での移動が楽になります。
また、「ビュー・スイカ」 カードは、「オートチャージ」にも対応しています。そのため、Suicaの残額が不足して改札で止められる、というという事態も避けられます。
JR東日本をよく利用する人なら、「ビュー・スイカ」 カードを持っていると非常に便利ですよ。
「ビュー・スイカ」 カードでJR東日本の運賃を払うとポイント3倍
「ビュー・スイカ」 カードは鉄道利用時に便利なだけでなく、ポイント面でも優遇されています。
「ビュー・スイカ」 カードで貯められるポイントは、JRE POINT。
次のようなサービスに「ビュー・スイカ」 カードを使うと、貰えるJRE POINTが3倍です。
- 乗車券、定期券、回数券、特急券の購入
- Suica入金(オートチャージ含む)
- JR東日本の国内ツアー(一部対象外有り)
「ビュー・スイカ」 カードの基本還元率が0.5%なので、3倍だと「1.5%」のポイント還元率となります。
電車をよく利用するなら、「ビュー・スイカ」 カードはかなりお得なクレジットカードです。
ちなみに、「JRE POINT」というマークを提示している「JRE POINT加盟店」で「ビュー・スイカ」 カードを使った場合も、ポイント還元率が1.5%なんですよ。
「ビュー・スイカ」 カードは海外旅行傷害保険が自動付帯される
「ビュー・スイカ」 カードの年会費は安めですが、海外旅行傷害保険と国内旅行傷害保険がしっかりと付帯しています。
特筆すべきは海外旅行傷害保険に利用条件がないこと。
多くのクレジットカードの傷害保険は、保険金がおりるために付帯条件があります。
旅行の交通費や宿泊代、ツアー料金などを、保険が付帯されているクレジットカードで支払ったときにだけ保険がおりるのです。
しかし「ビュー・スイカ」 カードなら、海外旅行の料金も「ビュー・スイカ」 カードで一切支払っていなかったとしても傷害保険が適用されます。
ただし、自動付帯は海外旅行の場合のみです。
国内旅行の傷害保険は利用付帯であり、旅行費用を「ビュー・スイカ」 カードで決済する必要があります。
保険金の額などの正確な約款は、公式ページできちんと確認しくださいね。
「ビュー・スイカ」 カードとビックカメラSuicaカードを徹底比較!
Suicaが搭載されているクレジットカードの中に、家電量販店のビックカメラと提携している「ビックカメラSuicaカード」というカードがあります。
「ビュー・スイカ」 カードと比較して考えられることが多いので、見ていきましょう。
「ビュー・スイカ」 カードとビックカメラSuicaカードの特徴を、表にまとめてみました。
「ビュー・スイカ」 カード | ビックカメラSuicaカード | |
---|---|---|
店頭で即日発行 | 不可 | 可能 |
年会費 | 477円 | 477円(無料条件有り) |
ポイント還元率 | 0.5% | 1% |
国際ブランド | VISA、MasterCard、JCB | VISA、JCB |
定期券機能 | 有り | 無し |
家族カード | 有り(年会費477円) | 無し |
年会費はどちらも477円ですが、ビックカメラSuicaカードは初年度の年会費が無料です。
ビックカメラSuicaカードは、2年目以降、一度でもカードを利用していると年会費が無料になります。
ビックカメラSuicaカードの基本還元率は1%と、「ビュー・スイカ」 カードの基本還元率の2倍。ビックカメラSuicaカードでも、JR東日本を利用すると還元率が上がります。
例えば切符を購入した際、ビックカメラSuicaカードでも「ビュー・スイカ」 カードと同じく1.5%分のポイントが貯まるのです。
Suicaにチャージをするときにも還元率1.5%相当のポイントが入りますから、合計で11.5%の還元率になります。
ポイントの貯まりやすさを重視するなら、ビックカメラSuicaカードの方が圧倒的に有利なためビックカメラSuicaカードを選びましょう。
しかしビックカメラSuicaカードは、定期券機能が無かったり、家族カードが持てなかったりするというデメリットがあります。
定期券を一体型にできる利便性を重視する人や、家族カードを作りたい人は「ビュー・スイカ」 カードがおすすめです。
「ビュー・スイカ」 カードはJRE POINTを貯められる
「ビュー・スイカ」 カードを利用すると、1000円につき5ポイントの「JRE POINT」が貯まります。
ビューカードやJRE POINTカードを使うと貯まるポイントです。JRE POINTは、SuicaへのチャージやJRE加盟店での買い物、JRE POINTサイトでの商品交換などに利用できます。
JRE POINTを貯めたい場合、JR東日本を使うのが早道になります。獲得ポイントが1000円につき15ポイントに増加します。
他に、次の2つの方法でもJRE POINTをお得に貯めることができます。
- Web明細に登録
- 利用額ボーナス
利用代金明細書の郵送をやめてWeb明細に変えると、毎月50ポイントのJRE POINTがもらえます。
つまり年間で、「600ポイント」を自動的に獲得可能。
また、「ビュー・スイカ」 カードの年間利用額が多いと、ボーナスポイントがもらえます。
利用額 | 獲得ポイント |
---|---|
30万円以上 | 250ポイント |
70万円以上 | 1250ポイント |
100万円以上 | 2750ポイント |
150万円以上 | 5250ポイント |
ビックカメラSuicaカードに、JRE POINTのボーナス制度はありません。
ですから利用方法によっては、ポイントでもビックカメラSuicaカードより「ビュー・スイカ」 カードの方がお得になることもありえます。
「ビュー・スイカ」カードは追加カードが有料
「ビュー・スイカ」 カードには、次の2つのデメリットがあります。
- 年会費がかかる
- 追加カードが有料
「ビュー・スイカ」 カードには年会費がかかります。年会費無料のクレジットカードもあるため、「ビュー・スイカ」 カードは選びたくないという人もいるでしょう。
しかしWeb明細にするだけで、年間で600ポイント(600円相当)もらえますので、年会費よりも貰えるポイントが多い計算になります。
Web明細に抵抗がないなら、年会費のデメリットをほぼ補えます。
もう1つのデメリットに、ETCカードなどの追加カードに年会費がかかる問題があります。
ETCカードや家族カードが無料であるクレジットカードが多い中、「ビュー・スイカ」 カードはの両方のカードの年会費は477円かかります。
追加カードに年会費をはらいたくない人は、別のクレジットカードを探すのがおすすめです。
次の記事では、ETCカードの年会費が無料のクレジットカードを紹介しています。

JR東日本利用者には「ビュー・スイカ」 カードがおすすめ
このカードのデメリットの1つは、年会費が有料なこと。ただし、Web明細によって年会費を実質無料にできます。
JR東日本を日常的に利用する人なら、「ビュー・スイカ」 カードは持っていて損のないクレジットカードですよ。
ビューカードを探しているなら、ビックカメラSuicaカードの方が合っていることもあるので、よく比較してみてくださいね。